いろいろ頑張る私の巻

今日会社から帰ってやったこと

  • むかし録音したDATの音源捜して
  • youtubeにアカウントとって
  • うpする準備を始めて

ってところまでやりました。このあとDATの音源をどうやってPCにコピーするかが問題です。光ケーブルでソニーのデジタルレコーダーに転送して、そこからUSBでPCに送ろうと思ってます。これがうまくできないとアナログ信号を経由しなければならず、いろいろとしんどいのでございます。データをうpする前にマスタリングしなくちゃいけませんが、デジタルレコーダー付属のソフトでできそうな予感です。どうしてもアナログ信号を使わなくちゃいけない場合はDATのオーディオ出力をPCの入力につないで、ヤマハのSOLで取り込むつもり。SOLならマスタリングできるでしょう(希望)。いまはDATに録音したときのサンプリング周波数が44.1kだったり48kだったり不統一なのが怖いです。
何のことかわからないですよね。備忘録なので申し訳ありません。

追記:そもそもSONY PCM−M10にはデジタルINがないので、アナログ信号を使うしかありません。上位機種ならある模様。ケチったツケがこんなところに(泣)。最近のiMacは光デジタル入力があるけどDATのデジタル音声は電気信号出力。光に変換するのも面倒なのでやめました。⇒さらに追記ですが、DATのデジタル出力が所有してるマランツのCDレコーダーに直接ぶち込めることがわかったんで(デノンに電話確認したw)、とりあえずCDを焼いてみます。サンプリング周波数も自動的に44.1に変換してくれるって。うまくいってくれよ〜。

レイ・ハラカミについての巻

日付が先走ってますが、これから平日はあんまり書けないと思うので特に問題ないということで。
rei harakamiさん(原神玲。ほらもう名前からすごい。)の音楽を彼が亡くなるまで知らなかったという最低な私です。体調が悪くて金沢で腐ってた時にニコ動にアップされてるものを聴いて、衝撃を受けました。引越し準備のBGMはニコ動のレイ・ハラカミ関係音源でした。そして東京に戻ってくると同時にアマゾンで片っ端からCDを注文して聴いております。くそう・・・くそう!なんで生きてるうちに聴いてなかったんだろう。バカな自分に泣けてくるわ。Opa-Qがどうしても入手できないのですが、それ以外の公式盤は全て入手しました。どれも文句なく傑作です。特に好きなのが「Lust」と矢野顕子さんと組んだ「Yanokami」です。Yanokamiに関しては久々に音楽図鑑の「いいおさら」に書いちゃおうと思っています。Night Train Homeなんかオリジナル版ではちっともいいと思わなかったんだけど、rei harakamiの手を借りたらこんなに良くなっちゃうんだから。やっぱり矢野顕子は誰かと組んだほうがいいと思います。
話がズレたw大好きな「Lust」ですが、色欲とか情欲とかいう意味で、アルバムの3曲目に入っていますが、すごくミニマルなんです。普通のミニマルは聴いていてイライラすることもあるんですが、とにかく音色がふんわりしてるからそういうネガティブな感情が湧いてきません。でもやっぱり2曲目「Joy」が有名ですね。これはライヴでやった映像があって(ニコ動なのでID持ってないと見れません。すまぬ)、ロングバージョンですごくいいです。もっとはっきり顔が見えるのはこっちの動画で(youtubeだから誰でも見れる)、指1本でテクノしちゃうのです。これがYMOから脈々と続くシンセの正しい使い方なのよ。そしてYanokamiのライヴがこちら。むさくるしくて超カッコイイ、レイハラカミを存分に堪能できます。あとは細野晴臣さんの「終わりの季節」のカバー。ハラカミさん本人が歌ってます。この動画からいろいろたどれます。
それにしても、あんなに若くして亡くなるなんて、ただただ残念。そして亡くなったニュースを見るまで聴こうとしなかった俺はホントにバカ。こんなに後悔することはいままでなかったので、ちょっとでも気になった人は聞き逃さないようにしようと心に決めました。なお、Yanokamiの新アルバム(!)「遠くは近い」が12月に出ます。荒井由実のカバーが2曲、デビシル&教授の「バンブー・ミュージック」とか、どんな風なサウンドになっているのかとても楽しみ。これがラストアルバムですね(泣)。まるで天国からのクリスマスプレゼントのようです。

長岡純子さん最後の演奏会の巻

NHKのクラシック倶楽部で2度も放映されているのでごらんになった人も多いと思います。82歳にしてなおアグレッシブなプログラム(バッハ=ブゾーニシャコンヌ、ワルトシュタイン)にまず驚くとともに、確かな造形力に基づく音楽の作り方が実に素晴らしいです。技術面では年齢相応の衰えはありますが、この構築力は偉大としかいいようがありません。演奏家として60年以上ご活躍(拠点はオランダ)を続けていますので、まさに十八番のプログラムだとは思います。演奏している腕や手を見ると、まるでラローチャのようにがっしりとしていて、腕も太くて力強いのです。オクターブ以上の和音も余裕で弾いてしまいますから、日本人女性としてはかなり大きな手だと思います。奏法や基本的な解釈はいわゆるドイツ式で、余計な虚飾を廃し、インテンポな拍子感を保つタイプです。
シャコンヌは多声部からマルカートかつカンタービレに旋律を浮き立たせる技術が際立っています。おそらく両手の親指がとても自由に動くのだと思います。テンポを少し落としたり、難しい箇所はより易しいossiaを弾くなど、衰えた技術をうまくカバーしているところも見事です。
ワルトシュタインは驚きの正攻法で、あっぱれとしかいいようがありません。終楽章もテンポ少し遅いのですがトリルは十分すぎるほど速く(笑)、指回りがあまり衰えていないことがわかります。津田ホールで収録されたこの演奏会が長岡さんの最後のリサイタルとなり、翌年の1月18日にお亡くなりになったそうです。
こういう演奏を見ていると、力に頼っただけの演奏はしょせんその場の印象しか残らず、想いを伝えるのは表面的な技巧ではない、ということをしみじみ思い知ります。長岡さんはとても楽々と弾いてるので自分でも弾けるのではないかと錯覚を覚えますが、あそこまで到達するまでにはまず若いころに相当な蓄積があり、なおかつ、歳をとっても筋肉が衰えないように毎日練習を欠かさなかったはずなのです。私の3倍くらいの太さの腕からは、生涯現役を貫いた人の凄みが伝わってきます。

英雄ポロネーズ自筆譜の巻

http://216.129.110.22/files/imglnks/usimg/4/49/IMSLP110480-PMLP02334-Chopin_Polonaise_op53_auto.pdf
ここにあるので好きなだけ見ましょう。おそらく決定稿で、これを写譜屋にまわします。いつも不思議に思う最後のffz指定は右の写真の通り、この自筆譜ですでに書き込まれています。ffでなくてなぜffzなのか、どうしても説明がつきません。
序奏などグチャグチャ消したり修正を入れたところもあるのですが、ここはバッチリ完璧に書いてますので、初期の段階から終わらせ方は確定していたと思われます。

臨時収入の巻

金沢から東京本社に戻ったのが赴任扱いになるとのことで、支度料が支給されることになりました。費用なのでもちろん非課税。10万オーバーでいきなり臨時収入(汗)。引越料とか全部会社が出してくれたんですけど、さらにこんなのもらっちゃっていいのかしら?もちろんありがたくいただきますが。
東京に戻ってから1ヶ月くらい休職していたので、転勤に伴う事務処理が滞りまくりで関係者のみなさまには申し訳ないです。9月中に異動しているので当然9月期の費用なのですが、もう11月ですよ!きゃー半期決算終わってるー。でも大丈夫。100万円以下の費用はお咎めなしなハズ。会計系のシステムを担当していたからそういう理屈もなんとなく知っているのでした。
うーむ、それにしても、戻ってくる前は「半期決算だから9月中に処理しないと・・・うんぬん」とか考えていたのに、いざ帰ってきたらすっかり忘却の彼方ってのが怖いわ。この収入は旧アンプの修理代、新アンプの購入代、スピーカーの修理代でほぼ相殺という感じです。修理代がかさんで落ち込んでいたんですが、臨時収入があってよかったよかった。

アンプ届いた&スピーカー壊れてた(泣)の巻

新しいアンプが届いたのでいそいそとスピーカーにつないで鳴らしてみたところ、右チャンネルが蚊の鳴くような音になっていました。ウーファー(中低音部用のスピーカー)が逝ったみたいです。そのときは地震のときに落ちたから壊れたんだな、と思ったのです。ところが、マランツに修理に出してみるとウーファーが壊れたのではなく、ネットワーク(アンプから流れる電気の中継部品)が焼けていたそうで、代替品を用意して一週間で修理できるとのこと。「ちょっと音が変わるかもしれないけど、ウーファーだし、たぶん大丈夫。いままで何度も同じ修理やってきて、一度も苦情はありません」だそうです。ウーファーそのものが壊れた場合はユニット交換になるのですが、新しいユニットの調達に最低でも3ヶ月かかると言われて、修理するかやめるか悩んでました。すぐに修理できるようで、よかったよかったです。
ちなみにネットワークが飛んだ原因は粗忽なパワーアンプGOLDMUND MIMESIS 28Evoに保護回路が入っておらず、こいつが壊れるときに大電流(たぶんDC)を発生させてスピーカーを道連れにしたことになっております。長い間アンプが壊れていてスピーカーをチェックしていなかったので、いままで故障に気づきませんでしたー。粗忽なのは私ですね。
しかしSISのOさん(オーディオ屋の人)すごい〜。その場で壊れたスピーカー持ち帰って修理に出してくれたました。感謝です。SISが人気ある理由がわかったわ。オーディオ装置って電化製品だからどこで買っても同じなんだけど、まるで昔の電気屋さんのようにアフターサービスが充実してるのよね。連れはここに入り浸っていい音で好きなだけ音楽聴いて、情報も搾り取って、何も買わない(汗)というサイテーな奴ですが、今回あたしがアンプ買ってあげたから少しはお店に貢献できたかなと。下取り差額のたった5万円ですが(笑)。
いまユーロが安いんで、GOLDMUND製品の価格が下がってほしいのですが、現在の価格はこんな感じで、お金持ち以外は買えないブランドになってます(汗)。しかもパワーアンプのTELOSは2ちゃんねるワロス呼ばわりされるほど評判が悪いのです(笑)。
写真は修理中のスピーカーがないリビングの図です。黄色っぽいのは照明が電球色だからです。テーブルの上がぐちゃぐちゃだけどこれが標準状態なので気にしない!ラック最下段の小さい箱が新しく入れたパワーアンプ2台です。その上の左側の白い機械がプリアンプ。プリアンプの右がブルーレイレコーダーです。一番上の右側はWii。テレビはシャープの液晶で、こいつは足が踏ん張って地震に耐えました。ちなみにこのラックは東急ハンズで板を切り出してもらって、自分で塗装して組み立てました。塗装すごく大変でしたが、メープル色が綺麗です。段の高さを調整する柱は長さ違いでいろいろ用意してあります。背丈の低いパワーアンプなので、5センチ下げました。もう5センチ下げると設置しずらいです(こいつ小さいけどけっこう重いのよ)。