音楽図鑑 - 近況報告

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オーチャードホールの巻

アクセス

渋谷地下街3a出口、つまり109の地下からエレベーターで上がって、道玄坂に入るのが一番行きやすいと思います。井の頭線の神泉からも行きやすい。
ホール入口は道玄坂からさらに上がったところにあるので、まず東急本店に入って、その奥のBunkamuraに行くとエスカレーターやエレベーターでホール入口まで段差無しで到着します。

構造的欠陥

ステージ後方の楽器(合唱団含む)の音は、反響板からの反射音のほうが大きく聞こえる座席があります。天井がやたらと高いので音の到達が0.1秒以上遅れます。これはテンポ120で16分音符1つの遅れに相当するので、致命的です。この欠陥の影響を受けないのは、すべての楽器から直接音が届く座席、すなわち1階席前方、2階席・3階席の前方しかありません。
クラシックの場合、ピアノソロや編成の小さい演奏会では問題にならないと思いますが、大編成の場合は覚悟が必要です。ポップスのようにPAを使う場合は、特に問題はないと思います。

シン・ゴジラ対エヴァンゲリオン交響楽の巻

23日の昼公演・夜公演の2回聞きました。

昼公演は1階席の後方になってしまい、音量は小さいし合唱やパーカッションの音が半拍くらい遅れて聞こえる*1という最悪の音響で、ろくに楽しめませんでした。この件に関しては、ホール評価のエントリーをあげましたので、興味のある方はご覧ください。夜公演は1階席中央前方で、音響の問題はほとんどありませんでした。

 

harnoncourt.hatenablog.com

1.プログラム構成

下記のようにシンゴジラエヴァの曲が交互になる構成です。

第一部:シンゴジ→エヴァ→シンゴジの3パート

第二部:シンゴジ→エヴァ→シンゴジ→エヴァ→シンゴジの5パート

第三部:シンゴジ→エヴァエヴァ+シンゴジの3曲(アンコール風)

第二部のラストで東海大学吹奏楽研究会のみなさんが入場して宇宙大作戦マーチは盛り上がりました!

2.アレンジについて

シン・ゴジラエヴァンゲリオン」ということで、エヴァTV版の曲にシン・ゴジラ劇伴のパッセージを混ぜたアレンジ曲が多かったです。また、バンド演奏とオケ演奏を行ったり来たりような、演奏が難しいアレンジありました。新劇場版の曲はオリジナルに近いアレンジでした。こうなった要因としては、TV版の楽曲はコンボ編成でアレンジの自由度が高いということと、その反面、新劇場版やシン・ゴジラの曲はフルオーケストラが基本で、アレンジ変更が容易でないという事情が関係しているように思います。

3.演奏の印象

ニコニコ動画でも中継された23日の夜公演は最終公演ということもあり、ソロの即興がフリーダムで楽しかったです。(実はこういう状況を期待していました)

ただ鷺巣先生がフリーダムすぎて、THE BEASTではキーボードに肘鉄を打ちまくって破壊してしまいました(笑)

本公演は、セクションごとにマイクが立っていたので、マルチで録音されていたと思います。ニコ動で中継されなかった公演でもマイクとカメラが入っていたので、CDやBlu-rayの発売がありそうです。また、4月30日にBSプレミアムで短縮編集版が放映されるとのことです。

*1:反響板に当たった音が大きく聞こえるため

Roland RD-2000 がハイ・レゾリューション・ベロシティに対応していたの巻

まもなく発売になるステージピアノRD-2000ですが、ハイ・レゾリューション・ベロシティの送受信に対応するそうで、期待がさらに高まりました。

ベロシティというのは、鍵盤を弾いたときの強さ(正確には打鍵速度)のことで、MIDI規格では127段階(7ビット長)になっています。しかし、これでは足りないということで、1024段階とか、それ以上の分解能を持つ製品が登場してきました。こういうベロシティのことを、ハイ・レゾリューション・ベロシティと言います。

日本ではカシオのデジタルピアノがハイレゾベロシティ化されていて、特に上位機種のGP-300やGP-500は弱音の表現力が際立って優れていると思います。ただ残念ながら、日本製ではカシオ以外でメジャーな製品はありませんでした。*1

アコースティックピアノでは、打鍵の強さに合わせて音色も連続的に変化しますが、ローランドの音源ではベロシティ数値が1変わるだけで、明確に音質・音量が変わってしまいます。つまりグラデーションのような、無段階にきこえる演奏表現ができません。自分が使っているINTEGRA-7のピアノ音は、この現象が顕著にわかります。

RD-2000にはV-piano音源のほかにINTEGRA-7と同じSuperNatural音源のピアノも搭載されますが、ハイレゾベロシティの恩恵を受けられるようなので、今からかなり楽しみです。

 

*1:ヤマハのディスクラヴィアが対応しています。

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ2期 BGM Crescent Moon を演奏してUPしましたの巻


機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ2期 BGM メインテーマ piano verを弾いてみた

シノが死んで悲しいので弾きました。

実は鉄血2期の劇伴はあまりピンと来なかったんですけど、この曲はいいなと思っていていつか弾こうと思っていました。昨日たまたま46話を見直していたら、ユージンがシノの言動を回想するシーンでフルバージョンと思しきものが劇中に流れたので、それを耳コピしています。

採譜、演奏とも昨日のうちにやってしまいまして(行動が早いですね)、今日は編集だけでした。表現力勝負の曲なので、強弱と音色に気をつかって演奏しました。和音やオクターブで弾くときの構成音の音量差の付け方を、いままでとはちょっと変えた部分があります。通常は一番上の音を強調するんですけど、クレシェンドするときなどまず下の音を強調して、本格的に盛り上がりはじめるところで上の音を強調するとか、まあディテールですね。
この週末は、本来はアイドルマスターSideMの全体曲 DRIVE A LIVE を録音する予定だったんですけど、持ち越しです。ツイッターのフォロワーさんや、このブログの読者でSideMやってる人はいなさそうだし、期待もされてないだろうからw

しかし鉄血は本編がつらすぎて、自分を含めファンのみなさんは神経をすり減らしながら見ていると思います。あと3回なので、なんとか乗り切りたいです。

宇宙戦艦ヤマト2202 第1話に見る演出作法の巻(ネタバレあり)

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宇宙戦艦ヤマト2202が公開されました。
劇場限定Blu-rayを購入したら、いつもの絵コンテ集だけでなくシナリオも付いてきました。

アニメ制作はシナリオ→絵コンテ→原画→動画という順で、絵コンテの段階で具体的な画面演出が入ります。また多くの場合は、絵コンテ段階でシナリオのカットや改変が行われます。今回のヤマトもなされていて、結果的に第1話の印象が大きく変わったと思われますので、その件に関して、感想を交えつつまとめたいと思います。

1.謎の惑星侵攻シーン
最初と最後のズォーダーのセリフ以外は全部カットされ、まったく説明無しの殺戮シーンが展開されます。
ガトランティスの大艦隊が侵攻した惑星が何なのかわかりませんし、おそらくその惑星に関係するであろうテレサというもの(これも人なのか何なのか説明がない)に対してズォーダーが執着している、という程度のことしか読み取れません。
これはなかなか思い切った展開です。ヤマトというとキーとなる惑星が映ればその星の名前のテロップが入り、女神様は「私はイスカンダルのスターシャ」「テレザートのテレサ」「シャルバート星のルダ」等々、、最初からしっかり自己紹介をしてきます。それをしなかったのは、往年のファンからすると新鮮に思えます。

2.浮遊惑星戦闘シーン
シナリオではガミラスやガトランティス人の描写もありましたが、古代(ゆうなぎ乗務員)のセリフ以外は、ほとんどカットされました。なので、いつどこで戦っているのか、さっぱりわかりません。
この戦闘シーンで印象づけなければいけないことはいろいろありますが、重要なものは(1)地球+ガミラス対ガトランティスという構図、(2)その現状に対する古代の焦燥感、(3)地球・ガミラス双方から承認されるアンドロメダ波動砲、(4)ガトランティスの特攻戦術、この4つになります。
古代の、沖田+兄譲りの戦術(敵陣に突っ込んで活路を見出す)を、絵だけで表現したのは見事です。整然と、しかし何も考えられていない密集陣形で消耗戦を繰り広げる地球・ガミラス・ガトランティスの艦隊戦に対する古代の忸怩たる思いを、ゆうなぎの戦い方で見せていると思いました。

3.ヤマト始動
シナリオでは古代の発案でヤマトを使用するのですが、カットされました。この部分がカットされたことで、結果的に「こんなこともあろうかと」風な真田さんになりました。これも非常にスピード感のある展開になったので、良かったと思います。
第2話で古代だけが軍事法廷のようなところに召還された背景には、上記のカットされた部分が影響していると思います。実際に動いたのは真田さんですから、彼も召還されるべきなのですが、ガトランティス兵自爆事件の後処理を優先させられたのだと想像します。

以上まとめますと、適度なカットが入ることでテンポが速くなって展開に推進力が生まれ、観ている側に謎と想像の余地を与えた第1話ということになると思います。

 

**** 第2話について ****

第2話のテーマは「自分たちはこんな地球のために戦ってきたんじゃない」です。
さらば宇宙戦艦ヤマトのときは、そうだろうなあ、くらいに思っていていました。しかし実は現代でも同じだろうし、いつの時代でも、人々は同じことを考えていたのではなかろうか?という、福井さんらしい問題提起ではないかと思いました。
また、大戦艦の特攻やガトランティス兵の自爆は、さらばヤマト時代はカミカゼ戦術のメタファーに見えたのですが、現代の感覚ではまさに自爆テロです。同じことをやっても、時代が変わると見方も変わるということを最初から示しているのが重要だと感じました。

 

アイドルマスター sideM 2nd ライブの巻

Pになってから1年ちょっと、ついにsideMのイベントに初参加です。いきなり幕張で、しかもアリーナの前の方でラッキーでした。ずっと推してた FRAME をやっと生で見れたのと(本当にやっと、という感じ)、大好きな Dramatic Stars の3曲を2日間とも聴けたので大満足です。以下、適当に感想を羅列しておきます。

・前説が山村。声がつくというウワサからの河西健吾起用。ミカァ!
・衣装が新しくなっているのに、あまり変わったように見えないFRAME。ハマーはMCで安定の事故。
・神速一魂で吠えまくって無事声を潰す私。
・Legendersが想定外のエロさで驚く。レジェは男性ファンが多いと思うのですが(自分の観測範囲内)、一気に女性ファンも増えたのではないかと。
・虎牙道の濱野もエロい。
・咲ちゃんのソロが、小芝居を含めたいへん素晴らしい。
・振りやダンスが激しい曲でもボーカルが安定していて、みなさん相当に練習したことが伺えました。これだけ立派なパフォーマンスを見ると、Pとしても胸が熱くなります。

準備中の曲の巻

1.Yuri on ICE(ユーリ!!! on ICE)
昨年のうちに仮オケは作ってあるので、なんとか完成させたいです。

2.アリア:離れずにそばにいて(同上)
採譜ペンディング中。

3.DRIVE A LIVE(アイドルマスターsideM 全体曲)
採譜中。実は1年ほど前に採譜し始めて中断していたもので、改めて再チャレンジ中。

とりあえず近々にUPしたいものは以上3曲です。優先順位は3→1→2かな。

※弾きたい曲(順不同)
・ヤマト2202主題歌*1。弾くしかないですよね?

Twitterで進捗報告?しております。

*1:あくまでもネタバレしない