Windows 10 1903 以降のPCからレガシーファイル共有接続するの巻

Windows 10 バージョン1903 からSMB 1.0のデフォルト設定値が【無効】になりました。この状態のまま、いわゆるレガシーなプロトコルでファイル共有先に接続しようとすると、高確率で失敗します(接続できない)。たいがいはこのSMB 1.0を有効化すれば解決するのですが、それでもなお接続できないケースがありました。
いろいろやってもだめで、試しに接続先をサーバ名ではなくIPアドレスで指定したら繋がりました。これも割とよくある現象のようです。IPアドレスなら接続できるということは、名前解決できない状態ということになりますから、そのへんをチェックします。

  1. hostsファイルをチェック
    いまどきhostsファイルで名前解決するシステムを運用しているオフィスは少ないと思いますが、レガシーだからこそhostsを使っている場合もあると思うのです。なので念の為チェックして、間違っていたり消えていたら設定し直します。特に新しいPCを導入したときに忘れがちですね。←経験あり
  2. DNS設定のチェック
    ネットワークアダプタのプロパティにDNS設定があるのでチェックします。DNSIPアドレスは通常は自動取得設定になっていると思いますが、レガシーな手順書に則ってPCを設定した結果、とんでもないIPアドレスが設定されているかもしれません(汗)
  3. クライアントPCのDNSゾルバのリフレッシュ&再取得
    DNSゾルバのキャッシュをクリアしてから改めて再取得することで名前解決できるようにします。PowerShell(管理者モード)で下記コマンドを順に実行すればOKです。
    ipconfig /flushdns
    ipconfig /registerdns
    ipconfig /release
    ipconfig /renew

 

シン・ゴジラ 放射熱線シーンBGM「Who will know (24_bigslow)/悲劇」の楽譜を作成中の巻


シン・ゴジラ 放射熱線シーンBGM「Who will know / 悲劇」を弾いてみた

以前、この動画で弾いてる曲の楽譜をDLmarketというサイトで販売していたのですが、運営にトラブルがあってサイトが消滅してしまいました。けっこうな期間売っていたのでまあいいやと思って放置していたところ、いまだに楽譜がほしいという要望を数多くいただきまして、重い腰を上げています。piascoreというサイトで売る予定です。販売開始できましたらまたお知らせします。

※やはり販売無理そうです。残念。

ナゾネックス点鼻使用開始の巻

昨日は非常に強い風が吹いて花粉がかなり飛んだこともあって、フルチカゾン点鼻では症状が改善しなくなったので諦めてナゾネックスを使用開始しました。数時間でしっかり効いてくれてピタッと症状が収まったので助かりました。

この点鼻薬は一般的にはそれほど副作用がないとされているんですが、数年前に自分が初めて使ったときは効きすぎる感じがして、鼻の中が乾燥するなど副作用もけっこう強く出たので注意しようと思ってます。

アレグラのジェネリックOTCの巻

フェキソフェナジン(アレグラの成分)は医療用ではすでにジェネリック医薬品が発売されていますが、OTC(薬局で買える薬)でもジェネリックが出始めました。衝撃的な安さで驚きました。商品名は検索してください(ここに書くと薬機法違反になりそうなので)。

フェキソフェナジンは果物(特に柑橘類)と一緒に摂取すると効かなくなります。グレープフルーツやハッサクはもちろん、オレンジジュースも良くなく、リンゴもだめということで制約が多いですね。アレグラやアレグラジェネリックの効き目が悪いなと思ったときは、果物を疑いましょう。

グレープフルーツで効かなくなるのは私も以前実感しております。もともと効き目が悪いアレグラが、全く効かなくなりました。

プロメアのBlu-rayを見た(ようやく)の巻

1週間くらい前に届いていたんですが、あまり見る気がせず放置状態でさすがに良くないと思って見ました。

まず字幕について。プロメアは何度も映画館で見ていますが、最後に見たのは字幕付き上映で、Blu-rayでも同じ字幕がついていることを確認しました。
問題はこの字幕の内容です。脚本をそのまま転記しているのではなく、実際の演技の声を丁寧に拾っています。なので、脚本に書かれていないアドリブ的なセリフや、当初の予定から変更されたセリフも役者さんが喋っているものが書かれます。中盤以降の戦闘シーンはクスっと笑えるアドリブがちょくちょく入るので、字幕でご確認ください。

特装版だと脚本がついているので、差異を比較するのも面白いかもしれません。
もうネタバレも許されると思うので書いちゃいますが、ラストシーンはかなりカットされていて、脚本だとガロがリオに向かって「お前も消防士になれ」と言います。ほとんどプロポーズじゃねえか~~~!(悶え苦しむ)

なおコメンタリーは3種類ついていて、どれも2時間バッチリです。マツケンは一番上のスペシャルコメンタリーで、監督&脚本の人と3人でトークしていますが、アニメアフレコの難しさなどを話しています。あっ!とか、えい!とか、掛け声的なものが難しいということです。
音楽について全然コメントしてくれなかったのですが、最後のエンディングのところで「そういえば音楽!」といきなり音楽の話題になっておかしかったです。

なお映像は微妙にアップデートされています。何度も映画館で見た私は気づきましたが、クライマックスの重要なシーンでキャラクターの目の描き方(色)が変わっているので、機会があったら見ていただきたいと思います。

Stefan Vladarのプロコフィエフ&スクリャービン ソナタ集の巻

 Vladarさんはブラームスの専門家というイメージがあったのですが、ショパンとかラヴェルも弾いていて、プロコフィエフピアノソナタ6・7番やスクリャービン2番まで弾いていたというのがこのCDです。

Stefan Vladar Plays Prokofiev & Scriabin

Stefan Vladar Plays Prokofiev & Scriabin

  • アーティスト:Prokofiev,Scriabin
  • 出版社/メーカー: Preiser Records
  • 発売日: 2010/08/10
  • メディア: CD
 

ロシア系のピアニストとはかなり解釈が違っていて面白かったです。
ロシア人は主題動機の強烈さを印象付けようという意識が強く(おそらく伝統的にそういう解釈で教育されているのでしょう)、 極めて明確で尖ったアーティキュレーションで演奏されることが多いのですが、Vladarはより長いスパンで動機を捉えていて、さらに速めのテンポを採用することで流麗なフレージングになっていて、リリシズムのようなものが感じられます。テンポの速さはロシア勢以上で、この難しい曲をよく弾けるものだと感心します。流れが良いので聞きやすく、しかし構成面の表現も抜かりなく質の高い演奏だと思いました。

スクリャービンの2番も同様の傾向ですが、曲調を反映してよりロマンティック寄りな弾き方になっていてこれもよかったです。

ところで、一昨年あたりはほとんどCDを買わなかったんですが、昨年からまたちょくちょく買うようになってしまいましたね。職場のそばにディスクユニオン(中古CD屋)のクラシック店が復活したので、月1くらいで通ってしまっています。

Roland FANTOM バージョン1.5でINTEGRA-7に近くなったの巻

https://www.roland.com/jp/support/by_product/fantom_6/owners_manuals/9cfeeb10-84f0-477e-a6d3-8e3166a1c732/

FANTOMバージョン1.5のアップデータが出ました。主な追加機能は下記の通り。

1.Super Natural Acoustic(SN-A)音源の追加
2.ボコーダー機能の追加
3.その他パラメータの追加

1番と2番だけで4~5万円くらいの価値があるアップデートです。バージョン1.1でかつてのSRXが追加されており*1、ようやく値段相応なシンセになったという声が聞かれました。

SN-Aは機能的にINTEGRA-7と完全互換で、CC11の音量&音色変化やCC80番台の奏法バリエーションなんかはそのまま移植しています。あとハープグリッサンドの音列制限とかあってとことん生楽器シミュレートしている感じが地味に変態っぽくてすごいんですが、INTEGRA-7にそんな機能あったっけ?とか思ってます(マニュアル読め)。

ということで。何が言いたいのかというと、INTEGRA-7から乗り換えたいな、ということでした。

SN-Aの楽器がまだ少ないので、オーケストラパーカッションが入ったら真剣に乗り換えを検討します。INTEGRA-7は鍵盤を押したままでティンパニロールができるのだよ。

*1:これだけ揃えると20万円以上しました