音楽図鑑 - 近況報告

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クラシック全般

マルグリット・ロン著「ラヴェル−回想のピアノ−」読みましたの巻

ちょっと前に入手していたのですが、影響されそうだったので封印してました。きょうになって「ミラージュ、または鏡」に関するところだけ読みました。私の出した結論に間違いがなかったことがわかりました。よかったです。心の鏡に幻影(ミラージュ)を反映…

ミシェル・ディミトリー・カルヴォコレッシ著「正しい音楽の味はひ方」入手の巻

ラヴェルの「ミラージュ、または鏡」でちょこっと紹介したカルヴォコレッシの著作(柿沼太郎訳)を入手しました。戦後すぐに出版されたものなのでわら半紙みたいな紙への活版印刷です。もちろん旧かな遣ひ(笑)。まだちょっとしか読んでないのですが、巻末…

ラヴェル「ミラージュ、または鏡」の解説を掲載しましたの巻

音楽図鑑CLASSICに掲載しました。いや〜、ついに書き上げた!いままで楽譜の音楽学的な分析で満足していたけど、この曲集に入ったとたん「ちがう、ちがうよ。そうじゃないよ・・・」と俺の中のゴーストがささやくので、現在過去未来の迷い道をクネクネしなが…

DATの録音をPCに取り込みましたの巻

やり方は下記のとおり。 1.DATのデジタル出力をマランツCDR-631に突っ込んでCD-Rに録音 2.このCDをB's Recorder Goldでリッピングしてwavに変換⇒保存 3.(゚д゚)ウマー 後処理 wavデータをYAMAHA SOL2(DAWアプリ)に取り込む エフェクトをいろいろ弄ってみ…

坂本龍一、教授の座を放棄するの巻

http://www.nhk.or.jp/schola/message/index.html 放映開始前からこの弱気です(笑)。でも書いていることは、そのとおりでございます、としか言えません。他人に教えるときは、自分も勉強しなおして理解を深める必要がある。音楽に限らずすべてに通用する基…

樫本大進が別人に生まれ変わっていたの巻

樫本さんは10年くらい前に協奏曲とか室内楽を聴いているのですが、とにかく自発性に乏しいイメージで、こりゃソリストとしては無理かな〜と思っていました。その後、ベルリン・バロック・ゾリステンのクスマウルの弟子になったという話を聞いて「あら?何…

アンスネスのラフマニノフの巻

さきほどNHKで放映終了です。 ロシア音楽を理解しようとしない指揮者とオケとピアニストによる非情に(誤字ではない)正確無比な駄演。アンスネスも昔のライブはもっとガンガンきていたのに例によって小さくまとめちゃった。まあそれだけにオケと乖離はし…

私によるラヴェル論の巻

「夜のガスパール」の解説で掲載しようとしていた文章ですが、そこへ至るまでのラヴェルのピアノ曲の歴史をコンパクトに俯瞰できたので、こちらに掲載します。 「夜のガスパール」へ至る道 1)懐古趣味(あるいは擬古主義)的なコンセプト 2)それに基づく…

ホームページ更新の巻

ケータイ捜査官7終了の悲しみに暮れつつも*1着実に音楽図鑑Classicを更新しました。ラヴェルの初期ピアノ曲は内容がシンプルなので解説を書くのもラクなんですが、「水の戯れ」以降は細かく分析するといくらでもたくさん書けてしまいます。実はすでに「亡き…

ラヴェルについての巻

お気づきのようにラヴェルに関する記述が非常に増えているのですが、これは「音楽図鑑Classic」に掲載するラヴェルのコンテンツを準備しているからにほかなりません。ショパンは準備期間を入れると10年近くかかってしまったので、今回は短期決戦に持ち込みた…

ショパン研究終了の巻

「音楽図鑑Classic」の方でショパン研究をやって、その後もいろいろ聴き比べをしてきたのですが、昨年あたりでショパンに関しては一通り区切りがついた感触を得ました。私のショパン学習の結論は「ショパンはものすごくわかりにくい作曲家ということがわかっ…

ウィーンフィルとムーティのチャイコフスキーの巻

NHKの「芸術劇場」で放映されたものを視聴しました。予想以上に丁寧で繊細なニュアンスに彩られた演奏でとても感心したのですが、とにかくロシアの音楽になっていなくて違和感が強かったです。これは以前、ゲルギエフ指揮のラフマニノフとチャイコフスキーを…

名曲探偵アマデウス:ラ・カンパネッラの巻

なにげに面白くて、毎回欠かさず見ています。あとゲスト出演者の人選が上手いですよね。天才外科医の風間トオル*1とか、あまりにハマっていて感心します。問題は主役で、こいつのどこが探偵なんじゃ?と皆さんツッコミを入れていると思いますが、ついつい一…

ヴィオロンチェロ・ダ・スッパラの巻

最近、古楽器愛好家の間で話題になってる「バイオリン式にクビの下に抱えて弾くチェロ」です。こんなサイズですが、かなり低音域まで出る模様。バッハの無伴奏チェロ組曲は、本来はこの楽器のために書かれているという説もありますね。 というわけで、スッパ…

演奏家の旬についての巻

アルゲリッチのDVDを見ていて思ったのですが、この人ってやっぱり80年代初頭あたりまでが旬だったのかなと。フレージングとか、タッチのニュアンスとか、ひとつひとつはわずかな差異なのですが。演奏全体から伝わってくる雰囲気とか才覚とか、色とか、…

ウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートが素晴らしかったの巻

日系の現役団員さんがやっているブログで練習中の様子が公開されていたのですが、その時点で「これはひょっとして期待できるかも?」とか思っていたのです。それにしても素晴らしかったですね。プレートルというと「あのマリア・カラスの歌ったカルメンを指…

ありがとうスラヴァの巻

この日記でもたびたび登場していたチェリスト&指揮者のムスティスラフ・ロストロポーヴィチが亡くなりました。まだまだ活躍して欲しかったのでとても残念ですが、素晴らしい演奏をたくさん聞かせてくださったことに改めて感謝したいです。私が大好きな彼の…

ロストロポーヴィチが入院中の巻

http://www.tokyo-np.co.jp/flash/2007020701000105.html オロオロ。どうしたのかしら。大事じゃなければいいけれど。

ベルリンフィルのジルベスターコンサートの巻

(淀川長治風に)はい、みなさんこんばんは。日本では日付は変わってますが、ドイツでやっていたのは2006年ということで、ベルリンの年末を締めくくるジルベスターコンサートをお送りしますよ。モーツァルト・イヤーの最後ということで、日本を代表する…

2006年総括の巻

特に印象に残った演奏会 チェチーリア・バルトリ リサイタル(3月) 内田光子 リサイタル(9月) ニコラウス・アーノンクール指揮 コンツェントゥス・ムジクス・ウィーン(11月) まるで「音楽の友」の年末特集のようですが、今年の総括ということでまず…

「KAWADE道の手帖 武満徹 没後10年、鳴り響く音楽(イメージ)」の巻

武満徹の没後10年ということで出た本です。この本にはなんとDavid Sylvianと武満の対談(!)が載ってるんですね。私は武満にはあまり興味がないのですが、思わず衝動買いしてしまいました。対談のしょっぱながすごい。武満さんいわく「先日、たまたまロン…

アーノンクール来日公演放映予定の巻

コンツェントゥス・ムジクス・ウィーン NHK BS2 11月 25日 (土) 00:30〜 「クラシック ロイヤル シート」 NHK BShi 12月 2日 (土) 23:20〜 「ハイビジョン クラシック館」 ウィーンフィルハーモニー管弦楽団 NHK教育 11月 26日 (日) 22:00〜 「芸術劇場」 な…

タコ漬けの日々の巻

クラシックでタコといったらもちろんショスタコーヴィチのことです。今年はモーツァルト・イヤーであると同時にショスタコーヴィチ・イヤーでもあるので、これから聴きに行く予定の演奏会のプログラムもショスタコだらけです。演奏会に行く以上は事前に予習…

ハッピーバースデイの巻

1月27日はヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト生誕250年ってことで格調高くまとめようと思っていたのに…いたのに…

ウィーンフィル ニューイヤーコンサートの巻

ヤンソンスとても良かったです。アンサンブルがちょっと荒いかなと思いましたが(これはバイエルン放送響との来日公演でも同様でした)、躍動感を感じさせるリズムと推進力を持ったアーティキュレーションがとても生きのよい音楽を生んでいました。ワルツの…

ショスタコーヴィチがガンバスターにきこえるの巻

来週マリス・ヤンソンス指揮バイエルン放送響の演奏会に行くので、演目であるショスタコーヴィチの交響曲第5番を予習しています。ものすごい名曲というのはわかるのですが、この曲の終楽章ってどうしてもガンバスターの発進なんです。ニ短調でティンパニが…

アーノンクールin京都に行きましたの巻

京都賞を受賞したニコラウス・アーノンクールのワークショップ&公開リハーサルを見に京都国際会館に行きました。日帰りだったので非常に疲れましたが有意義でした。 まずワークショップですが、荒川恒子先生の鋭い質問(というか問題提起)に驚きました。こ…

アーノンクールin京都の巻

http://www.inamori-f.or.jp/ja_topics_050915_04C.html うひょー、初めてこの目でアーノンクールを見ることができるー!!演奏会よりリハーサル(で披露するウンチク話)が100倍おもしろいという噂のあるアーノンクールの講演会&リハーサルが見れるんで…