月光ソナタ第3楽章の完成度がだいぶ上がったの巻

3月下旬から急にピアノの上達が実感できるようになり、月光ソナタ第3楽章も最盛期(2010年頃)を上回る演奏ができるようになってきました。 単純なスケールやアルペジオといった基礎的な技術は、まだテンポが遅いなど当時に及ばない部分はありますが、月光…

朗報:ブレイバーンのサントラが出そうの巻

スタッフトークショーにて・サントラ発売を前向きに検討・イサミ歌唱版「ババーンと推参!バーンブレイバーン」も収録する方向でということが会話されました。 バーンドラゴン発進シーンの曲とか、明らかにその場面だけに作られた専用曲があることがわかって…

ピアノと椅子の位置関係の巻

先日の肘の動きの件で、ちょっと椅子を引いてピアノと身体を思い切って離してみたら肘を動かす自由度が上がったのでどの程度の距離が良いか試行錯誤中。 距離を大きくするほど鍵盤にかかる圧力が減って明らかに音が軽やかになるし、虫様筋など打鍵に必要な筋…

勇気爆発バーンブレイバーン「待たせたな、イサミ!」のBGMを演奏してUPしましたの巻

www.youtube.com www.nicovideo.jp ブレイバーンが自分で用意したと思われるファンファーレを耳コピして演奏してみました。 久しぶりにDigital Performer(DAW)を使ったので操作を忘れていて地味に苦労しました。30分くらいで出来上がると思っていたのに、4…

肘の使い方の巻

ベートーヴェンの月光ソナタ第四楽章コーダのこのフレーズは、以前は何も問題なく弾けていたにも関わらず、近年ではまったく弾けなくなってしまったのでいろいろ基礎練習を重ねていたけれどちっとも弾けるようになりません。なにか間違っています。 というこ…

ブレイバーン最終回感想の巻:ネタバレあり

「ただいま」 これがクーヌスがスミスに指摘した「内に秘めた誰にも言えぬ思い」だったのでしょう。自分を待っている家族がほしい。大切な人がいる場所がほしい。その相手がイサミとルルというわけです。 ルルとスミスの擬似親子関係はかなり尺を取っていま…

イサミが変わるらしいの巻

www.youtube.com バーンブレイバーン最終話の予告が公開されました。 映像は既出のものばかりですし喋ってることも合わせて予告になっていない予告(通常運転)だと思って見ていたら、最後が違ってました。 「みんな!俺に力を貸してくれ!!」 第1話でBrav…

イサミがよくわからないの巻

ブレイバーン考察です。 ここまで主人公のイサミ・アオ(漢字では碧勇と書く)の背景説明がまるでないのでこの先の行動がなかなか読めません。最終話がイサミのモノローグで始まればいいなと思っていますが、果たしてどうなるのでしょうか。 10話までの流れ…

スペルビアの原罪の巻おかわり

ブレイバーン第11話、また斜め上の展開でした。 www.youtube.com たき火(サブタイ)といったら、しんみりしたピアノのBGM(上記の動画です)が流れる中でイサミが「最後かもしれないだろ。だから全部話しておきたいんだ」みたいな展開を想像するわけですが…

スペルビアの原罪の巻

またまたブレイバーン考察だっピ! ブレイバーン第10話を見ていて、というか、いままでのブレイバーンを振り返っているうちに、スペルビアおかしいよな?というかスペルビアが救われなさすぎだ!おまえなんでこんなに優しいんだよ!って思ったので、大慌てで…

ブレイバーンのBlu-rayを予約したの巻

ブレイバーンにドハマリしているとはいえBlu-rayは高いので買わないつもりでした。しかし10話で地震テロップがたくさん入ってしまったので買うことにしました。定価で全巻予約すると貰える店舗別の特典は要らないので、そういうのがなく安いヨドバシで予約し…

音色改善プロジェクトの巻

せっかくグランドピアノを買ったのに、あまりにも情けない音色でしか弾けないためいろいろ試行錯誤の日々を送っています。 去年は音色よりもまずリハビリをしなければいけなかったので体育会的な練習を積み重ねていましたが、打鍵力が上がってくるに従って音…

特異点ルルの巻

ブレイバーン考察です。 下記の日記で「ブレイバーンの中の人がスミスであることをルルが認識している」と書きましたが、まさか未来のルルが時間遡行していたとは思いませんでした。そのへんのオタクの雑な考察を上回ってくる公式には参りますね。これで暁美…

ルルの原罪の巻

ブレイバーンの話だっピ。 壮絶な戦いの末、デスドライヴズとブレイバーンは相討ちになったっピ。地球に平和がもたらされたけど、イサミもブレイバーンも死んでしまったっピ。しかもブレイバーンはスミスだったっピ。わたし2度もスミスを死なせてしまったっ…

「戦場のメリークリスマス」のアップデート版楽譜の巻

score-jp.sitesakamoto.com 上記のオフィシャルサイトで最新版の楽譜が出ていたので購入しました。戦メリのテーマや、その派生曲であるボーカル入り"Forbidden Colours"(ボーカルのデヴィッド・シルヴィアンがイギリス人&戦メリの主人公もイギリス人という…

特異点ブレイバーン(ルイス・スミス+クーヌス)の巻

ブレイバーン考察です。 ブレイバーン9話のネタバレがあるのでご注意ください。 まずループ系作品の特徴をおさらいします。時間を巻き戻せる人はループした多重セカイの特異点になり、特異点を消さない限りループから抜け出せない。これがSFのお約束です。…

平均律集第1巻第5番の巻

5番は前奏曲が難しいので後回しにしています(腕の交差が苦手)。フーガは弾きやすいですのでたまに弾いているのですが、今日は真剣に弾いたところ、良い感触を得たので真剣に仕上げようと思いました。 このフーガは4声ながらポリフォニーとしての難度は相当…

ババーンと推参!バーンブレイバーン/双炎の肖像の巻

ブレイバーンのOP/EDのCDです。ヨドバシ.comで予約して無事フラゲしました。 音楽マニア的にはいろいろ気になるところがあったのですが、結論からいうと、予算をかけてない制作ということがわかりました。大張監督がCygamesがかなり予算を出してくれたという…

打鍵力が上がってきたの巻

ルーチン練習の全調スケールを、できるだけ小さい動作で、なおかつフォルテで弾き続けるようにしたら目に見えて打鍵力が上がってきました。いままでピアノに押し負ける感覚がありましたがそれがなくなり、鍵盤も重く感じなくなってきました。それに伴って気…

夢中夢の巻

CD

夢中夢 -Dream In Dream- (特典なし) アーティスト:Cornelius ワーナーミュージック・ジャパン Amazon コーネリアスの新しいアルバムです。 www.youtube.com この動画に小山田さんが出ていて、流れた曲がとても良かったので買いました。この動画の中でも、高…

ピアノの鳴りの制御が難しいので制御がラクな曲を弾いてみたの巻

日頃ピアノの鳴りが制御できずストレスが貯まるので、ピアノを思いっきり鳴らせるラフマニノフの曲を弾いてみました。 ・前奏曲「鐘」折に触れて弾いては挫折を繰り返していますが、弾ききれそう。 ・前奏曲 op.23-5同上。この曲で面倒なのは中間部です。 ・…

宇宙戦艦ヤマト完結編の音楽の密度が異様に高い件の巻

宇宙戦艦ヤマトシリーズのBGMを採譜して演奏するシリーズの再稼働に向けて準備中です。実はヤマト3で採譜済みの曲が1つ残っているのでこれを先に演奏する予定です。あとは「宇宙戦艦ヤマト音楽全集:見本演奏」の各曲と、ヤマト完結編の楽曲です。ヤマト完…

宇宙戦艦ヤマトシリーズ劇伴(BGM)の編成についての巻

ありがたいことに、ヤマトの楽曲の採譜依頼をたまにいただきます。そのときに感じるのが、作品による楽器編成の違いと、それによる楽曲の微妙な変化です。これは自分が作ったヤマト劇伴解説本(同人誌)ではあまり触れていなかったことなので、少し書いてみ…

細野さん、砂原まりん良徳氏、テイ・トウワ氏の対談の巻

DTM

www.youtube.com 音像に関するマニアックなお話の会。 テイさんが「Ozone(マスタリング用のプラグインアプリ)を通してもサウンドが変化しなくなったらOKテイク」というようなことを言ってますけど、わたしも全く同じことをやってましたw ただ、Ozoneがバ…

ピアノの音色と打鍵速度の巻

歴代のピアノの先生いわく、自分は打鍵速度がかなり速いようです。 病気やブランクもあってだいぶ打鍵速度は落ちたものの、グランドピアノを購入してから毎日練習を積んできたことで再びタッチの力強さと打鍵速度が戻ってきました。 そこで問題になるのが『…

ベートーヴェンのピアノソナタ全集についての巻 ふたたび

以前から自分の中では評価が高いコヴァセヴィチの全集(1992年~2003年録音)も改めてじっくり聞いてみたのです。その結果、この人はテンポが速い曲想になるとカンタービレより推進力を優先するということはわかりました。さらにフォルテやアクセントが付く…

ベートーヴェンのピアノソナタ全集についての巻

このブログでも何度かベートーヴェンのピアノソナタ録音を取り上げていますが、在宅勤務中に集中的に聞きまして、やっぱりポール・ルイスがすごいな、と思いましたので改めて推薦しておきます。演奏の造形が深く、そして精緻です。 harnoncourt.hatenablog.c…

松任谷由実:中期(前)の松任谷正隆アレンジについての巻

CD

松任谷由実:中期(前)という言い方は、ライブのMCにおけるユーミン自身の発言の引用です。要は社会人の独身女性をターゲットに、キラキラしたラブソングを打ち出すマーケティングをしていた時期(バブル期~1990年代前半)のことだと思われます。 この時期…

続・ピアノ部屋の湿度管理についての巻

harnoncourt.hatenablog.com こちらの日記の続編です。 ピアノ部屋の湿度が上がるとアクションが重くなって音色が柔らかくなる現象を報告しましたが、その音色が好きなので常に湿度40%以上をキープしつつ、47~8%程度に上げては少し下げる、ということを繰り…

ピアノを弾くときに座る位置の巻

<要旨>作曲家が使っていた楽器を意識して座る位置を変えると弾きやすくなる。 上記の画像はベートーヴェンが使っていたピアノの音域の変遷です。 ベートーヴェンは売れっ子作曲家兼ピアニストだった上に新しもの好きだったので、楽器メーカーから試作品を…