- 登場人物がピアノを弾くシーンが出てきますが、音と弾いている鍵盤が完全に一致しています。ちゃんとピアノを弾くアニメキャラを初めてみました。適当に描かれたピアノや演奏をアニメで見るたびに情けない気持ちになっていましたが、ちゃんと弾いている絵はすごく気持ちいいですね!このアニメ以外に、きちんとピアノを弾いている作品があったら教えてほしいです。
- 主人公とカヲル君という子がピアノ連弾するんですが、その場面で楽譜が出てきます。これも、実際に鳴っている曲の楽譜です。ざざーっと楽譜が流れていくうちに、「このパッセージは片手で弾くと大変だけど、アルペジョのトップを左手でクロスして取ると弾きやすいし、見た目もカッコいい!」「5連符ドレミファソは粒がそろわないとみっともないからイヤだなあ」とか、いつものペースで譜読みを始めてしまい、ちょっとイヤでした。
- 「時が来た!」でカヲル君がハ長調の主和音をバーン!と弾きます。属七や減七のほうがドラマ的にいいと思うんですが、カヲル君は直後にアレなので、主和音を弾くべきです(涙)。
- 予告で出てくる次回作のタイトルの最後に、音楽記号(リピート)が付いていますが、この記号の意味がわからない人が発生している模様です。
- リピート記号すら知らないって・・・とか思ってしまいましたが、一般人には無理な模様。
- 「映画終わったらさっさと家に帰ってピアノの練習しなくちゃ」と思ったピアノ弾きが大量発生していると思います。
以下、映画の感想を順不同に列挙。
- シネマスコープだと?!!!*1
- 板野一郎参加からの板野サーカス。ホンモノですよ。
- カヲル君が好きすぎて苦しい*2
- シンジ君がいきなりピアノが弾けるのが憎い憎い憎い。俺たちがどんだけ苦労してるんだか知らないだろ!
- ピアノ+木が1本というのが、まるっきり舞台演劇のセットのよう。*3
- 旧劇場版のような鬱展開&キレッキレな演出に歓喜。主要キャラクター以外は画面上に出てこないので虚無感が半端ないし、エヴァ(×ヱヴァ)はこうでないと!
- でも、綾波Mark.9を徐々に懐柔したりして、なにげに破で学んだことを生かしているシンジ君。
- きのう:行きなさい!⇒きょう:なにもやるな!・・・なにそれ意味わかんないよー(byシンジ)。*4
- ストーリーは前日の予告を見た段階で概ね予想できましたが、第九は完全に想定外で、流れ始めた瞬間にぶわっと泣いてしまいました。やっぱりあの場面は第九しかありえないですよね。
- 破の予告に出ていたシーンが出てこない*5
- 電車がなかった。しかし100分間かけて弐拾四話をやりなおしたと思えばOK。破が弐拾参話までだったし。
- そのチョーカーは超人ロック「嗤う男」からパクッたよね?*6
- グランプリの鷹。大好きだったんですよ〜。
- なにげにラストシーンがよかった。*7
- エンディング曲がこわいくらいにベストマッチ。
初回は聴いてる余裕がありませんでしたが、2回目以降は歌詞を聴く余裕があったのでひたすら感動。 - 「あたしは助けてくれないんだ」←宇宙で助けてますよ!!(全力でツッコミ)
- 初日初回は、ちょっとだけ拍手があった*8。自分は拍手しました*9。3回目まで連続で見ましたが、「わけわからん」みたいなことを言ってる人が非常に多く、相変わらず客に優しくない映画だと思いました。でもエヴァンゲリオンという作品は、本来こういうものですから。
- 自分も初回終了後は頭の中が混乱して、「きょう3回連続で見ることになってるけど、1回飛ばそうかな」とか思ってましたが、そこは逃げちゃダメだ!とばかりに2回目突入。よく聞き取れなかった台詞があったので、再確認したかったこともあります。3回目でようやく聞き取れましたw*10。
- ということで、きょうは朝から3連チャン。
- 安野モヨコ→モモヨ(愛称)→桃色→ピンク→マリ→EVA 8号機。よってマリ=安野モヨコ確定。モヨコさんと結婚してアンノさんの人生が変わった→同じことをエヴァでもやっちゃう。愛されてますねえ。
- ケリ入れ→シンちゃんのプリケツ
- 新劇場版だけでなく、TV版と旧劇場版を見ていないと、理解が困難だと思います。敷居が高い。
- N-ノーチラス号(笑)の造形が斜め上。
- ミサトさんがネモ船長みたいだと思ったら、本当にネモ船長役(大塚明夫)の人が出ていた件。
- クライマックスはウルトラマンA。ホクトとミナミですね。わかります。*11
- 次回はEOEのやり直しになると思います。
- というか、今回のやつを「新劇のEOE」って言ってる人を見ますけど、EOEはこんなもんじゃないでしょう、と言いたいです(笑)。
- めまい持ちのため3DCGで酔いまくり。
- 冬コミでアスカ×マリの薄い本が出そう。
※気付いてない人多いみたいですが、上の画像をクリックすると拡大する仕掛け。
今回のこのポスターがエヴァ関係イラストでは歴代最高のお気に入りになっております。
星空がきれい。映画本編でも、星空の下のカヲル&シンジのシーンが印象的でした。
*1:「巨神兵」からスクリーンの横幅が縮まないので、まさかと思ったらやっぱり。パンフレットを見ると「カラースコープ」って書いてあって、これは「カラーのスコープサイズ」ということだと思います。
*3:今回、演劇風のカットが非常に増えてます
*4:もちろん観客も意味わからない=シンジと同じ気分を味わう。前夜に破を見てるとなおさら。メタ的な作劇法
*5:「Qの前にこんなことがありました」という扱い。ズルイけどうまい。
*7:超ロング(遠景)で赤い大地をトボトボ歩く3人が、懐かしのTVシリーズみたいでいい雰囲気
*8:大半の人の感想は、おそらく「困惑」
*9:第九が流れた段階で、感心モードから絶賛モードに移行
*10:「コネメガネ」
*11:感動のあまり震え上がったw