いろいろ弾いてみるの巻

お休みだったのでいろいろ弾いてみました。まずシューマン「飛翔」。ABACABAのロンド形式ですが、幻想小曲集という連作の第2曲のためかコーダが付いておらず、あっさり終わってしまうのが面白くありません。ドラマティックなフレーズが展開されるのに、フッと終わってしまう。「え?それで終わり?」という感じです。派手なわりに演奏難易度が低いので人気があるようですが、独立して弾くにはやや不向きかと思いました。あと右手の主題に10度和音が出てくるのが辛いところ。左手を参加させられない場面では楽譜を改変して弾くしかありません。続いてショパンのバラード1番。数年前に弾いていたのですが、忘れまくり(汗)。相変わらず2度目の第二主題が弾きにくいですし、その後の展開部も冗長でイヤなんですよね。そして集中力が続かず途中棄権です。情けないwさらにモーツァルト変ホ長調ソナタK.333。これも数年前にちょっと弾いてみたことがある曲ですが、その頃に比べるとアーティキュレーションがかなり変わりました。アーノンクールの影響ですね。