シューベルト即興曲Op.90-3練習開始の巻

なんかまた忙しくてピアノを練習してる時間がありません(←単に遊びすぎです)。木曜にはピアノレッスンがあるのに、持っていけるレベルの新曲がないという事態に気付きあわててシューベルト即興曲Op.90-3の譜読みを開始しました。しみじみとした、いい曲です。単純で美しいメロディに絶妙な和声進行がついて、すごく感動的です。「死ぬときにはシューベルトを弾いていたい」という内田光子さんの気持ちがわかります。
シューベルト即興曲というとOp.90-2を弾きたがる人が多いと思いますが、ぜひその先にあるOp.90-3を弾いて欲しいです。ツェルニー30番くらいの人には難易度的に厳しいですが(10段階評価でOp.90-2は難易度=4、90-3は難易度=6くらい。ツェルニー30番が難易度=4)、シューベルトの本質はOp.90-3にあります。♭が6つも付いているためか敬遠されがちですが、譜読みさえできればそれほど弾きにくい曲ではないと思います。