超人ロックSpecial Vol.14の巻

先月に発売されたのを知らず今頃になってようやく購入しました。「ライザ」のリメイク版(連載第1回)と帝国時代初期のドラマを描いた「カル・ダーム1世」(読み切り)が掲載されていましたが、圧倒的にカル・ダームが面白いのです。超人ロックの読者は他の話のエピソードとしてちょろっと書かれたトレス&マイノック家vs.オーリック家の確執がイマイチよくわからないまま20年近く放置されていたのです。それが今回の読み切りでようやく解き明かされました。トレスもカル・ダーム1世も、ライガー1の危険性を承知の上で施政を行っていたというのが泣けます。以下はチラシの落書きなので、適当に読み飛ばしてやってください(笑)。
しかしライガー1は首尾一貫しているな〜。さすがコンピュータ。事実こそすべて。データこそすべて。最後のコマの目がこわいこわい。あと影武者作りすぎなのが笑える。主人公であるロックが1コマも登場しないのもすごい。初心者読者は完全無視ですかそうですか。まあこんな雑誌買うのは長年の読者しかいないという判断は正しいと思いますけどね。と思っていたらこれで休刊ですって。いったい何冊目の掲載誌消滅(笑)。ロック伝説健在なり。(超人ロックの連載誌は休刊・廃刊に追い込まれるというジンクスがあるのです)