電話指導の巻

古くからの友人T氏から電話がありました。「いまDAWYMOライディーン作ってるんだけど、ブリッジに出てくるビームの音がどうしても作れない」。なるほど。あの音色難しいのよね。Prophet-5をシミュレートしたPro-53というプラグインを持っているということで、さっそく電話口で指導開始です。

  • ポリモジュレーション使ってフィルターエンベロープでオシレータBのピッチを変調する。
  • さらにオシレータAを変調する。
  • オシレータAとBは適当にデチューンする。(この辺でいい塩梅に「びゅ〜ん」とか言い出す。)
  • カットオフとレゾナンスは適当に設定する。レゾナンス上げすぎると音が痩せるので注意。

これでだいたい素の音色はできました。はじめのうちは頭の中でProphet-5のパネルを思い描いてあれこれ指示していたのですが、どうも記憶があやふやだったので、ネットでPro-53のコンソールを見つけてああしろこうしろと言いました(笑)。私は最近DTMからは遠ざかっていてDAWとかVSTプラグインはあまり興味がなかったのですが、Pro-53は「動作が安定していて、痒いところに手が届くようにパラメータが追加されたProphet-5」という感じでなかなか良いと思いました。VSTプラグインは本当にいろいろあって、数GBもある弦楽器のwaveなども売っているので室内楽とかもシミュレートできそうな予感です。というわけで、ひょっとするとDAWDTM復活するかもしれません。