LSO Live ハイティンク指揮ベートーヴェン運命の巻


集中的にリリースされたLSO&ハイティンクベートーヴェン交響曲全集から。CD屋の店内で流れていたのだけれど、あまりに豪快なノリのよさにびっくらこいて購入しますた。ってか2006年4〜5月に録音されたものがもうリリースされるっていったい何事かと思っていたのですが、演奏を聞いて大いに納得。ジャケット写真そのものの、ゲンコツでゴンゴン頭を殴りつけられるような演奏です。普段クラシック聴かない人がどれか1枚ベートーヴェンを…と思ったら何も考えずこれ買ってOK
音楽学的な話題になりますけど、例によってベーレンライター版による演奏で、テンポは全体的に速めで全曲が30分少々といったところ。実際のテンポ以上に切れ味よく聞こえるのはフレーズの終わりを伸ばさず、すっきり切っているからです。あとはとにかく全編ティンパニが盛大に叩きまくってくれるのがとっても爽快です。