パユ&ブロンフマンのブラームスの巻

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エマニュエル・パユ(フルート)の新録音が出ました。パユのCDはほとんど持っていますし、生演奏も聴いています。しかし演奏表現が洗練されすぎに思え、いまいち好きではありません。スタイリッシュなところが魅力と感じる人もいるでしょうけど、求心力が感じられない演奏が多いんですね。バロックの曲はそれほどでもないのですが、ロマン派以降の演奏はほとんど共感できません。ということでこの新録音も見送りでいいかなと思っていたのですが、ピアノがブロンフマンとあっては買わないわけにはいきません。ブラームスクラリネットソナタをフルートでやってます。ライネッケはもともとフルートのための曲。やはり洗練された表現で、微妙に感情移入を拒みます。ブロンフマンのピアノは懐が深く、暖かい音色で期待通りでした。しかしどういう経緯でブロンフマンと組むことになったんでしょう。ちょっと興味があります。