TV東京の木曜洋画劇場*1で放映されていたのでつい見てしまいました。いろんな意味で突っ込みがいのある映画ですけど、とにかく岩下志麻姐さんが素敵すぎで。以下突っ込みポイントをまとめます。
- 志麻姐さん側の組の構成員&その情婦が全然ヤクザっぽくなくてドッチラケ。山下真司のヤクザ役ってほんとにもう違和感しか持てません(ヤクザ向きじゃない男って役どころなのでそれほど的外れではないのだが…)。
- 敵側の組長の中条きよしがカッコよすぎ。たまらん。その情婦もバカでいい感じ。
- それにしても死亡フラグがわかりやすすぎて萎え萎え。
- そのくせ殺し方に工夫がない。もうちょっと凝って欲しいかも。
- セカイ系っぽい演出が多くてリアリティ皆無。ヤクザ抗争を描くのに、視点が狭くなったらダメ。真面目な話、これは非常に重大な欠点だと思いました。
- 「志麻さん旅情」みたいなシーンがまた妙にはまってしまうのが笑えるw
- お約束とはいえ、最後が強引すぎ。ってか「ルパン三世カリオストロの城」ばりの坊さん変装→一転して「セーラー服と機関銃」ネタでジ・エンドはないでしょう。観てる人をバカにしすぎ。*2
- これってギャグ映画ですか?その割に笑えないんですけど。
- 結論としては、岩下志麻頼り。それ以外の何物でもない。
ええと、とりあえず2時間たっぷり志麻姐さんを堪能できたので、そこは満足しています。この映画のポイントはたぶんそこだと思いますので。しかし志麻姐さんが住友銀行のATMカードを持ってたのは良かったですね。*3まあでも、このシナリオでは「Wの悲劇」の三田佳子*4には敵わない。やっぱり脚本って重要だな〜としみじみ感じた夜でした。