ベートーヴェン ピアノ・ソナタ第31番練習開始の巻

エマールの番組を見ていて「今の自分なら弾けるんじゃないかな?」と思ったので譜読みしてみました。その結果、技術的に演奏困難な箇所は特になく、ポリフォニーにしても終楽章のフーガをきっちりさらえば大丈夫かなという感じで、練習すればかなりいい感じに弾けそうに思えましたので、練習開始しました。実は月光か悲愴あたりをやろうかなと思っていたのですが、どうせなら後期ソナタをやっちゃおうということで。
ざっと全楽章を弾いたあとで、第一楽章から練習を開始しました。左手においしいフレーズがいっぱい出てくるのでつい盛大に歌ってしまいがち→そうすると低音がうるさい、という問題点がさっそく出てきております。第一楽章はデュナーミクにかなりデリカシーが要求されそうです。ベートーヴェンでデリカシーってあんまり意識したことがなかったので、ちょっと新鮮に感じつつ、練習しています。