超人ロック「凍てついた星座」の巻

今回の第3巻にて終了。連載時にはなかったエピローグが描き足されています。*1連載時の終わり方だと、長くロックを読んでいる人でないとわからなかったそうで、ちょっと説明的なものが追加となってます。
ぶっちゃけ第1巻は印象薄かったんですよ。エスパーハンターに追われるロック、という導入は今までに何度となく繰り返されたネタで激しくマンネリなのです。転機は、マーヤ・マーヤという萌え系サブキャラ*2が登場してから。こいつがいままでにはない性格のキャラで、ストーリー展開が一気に面白くなってしまいました。あと、今回は「どんな悪人でも殺さないロック」に焦点が当たっていましたが、確かに後味の悪い思いを1000年も続けてきたら極力争いを避けるようになるだろうなとは思います。
というわけで、さっそく新たなエピソードも連載されているので、今年も3〜4冊の新刊が読めることになりそうです。掲載誌を変えつつも、ほとんど中断せずに連載が続いているのがすごいですね。いったいトータルで何冊の単行本が出てるんでしょう。

*1:ロックにおいてエピローグ描き足しは非常によくある。

*2:萌えなのは外見だけです。