ホームページ更新の巻

ケータイ捜査官7終了の悲しみに暮れつつも*1着実に音楽図鑑Classicを更新しました。ラヴェルの初期ピアノ曲は内容がシンプルなので解説を書くのもラクなんですが、「水の戯れ」以降は細かく分析するといくらでもたくさん書けてしまいます。実はすでに「亡き王女のためのパヴァーヌ」の解説も書き終えていて*2、今日から「水の戯れ」を書きはじめたところですが、どうやってまとめたらいいのかわからず困ってしまいました。この後に控えている曲はさらに大変です。「鏡」「夜のガスパール」「クープランの墓」には本1冊書けるくらいのネタが内包されているので、どこに焦点を当てるかがポイントになります。ラヴェルの名曲解説本を見ると「鏡」ってかなり不当に低く評価されているように思うので、そんなことないよ、ということが言えればいいなと思ってます。ガスパールは、微視的なパッセージ分析としてはオリヴィエ・メシアンのすごい解説書があるので、もう少し大きな観点で書きたいと考えてます。

*1:珍しく全然立ち直れない私。主題歌CDを聴いてはメソメソ泣いてます。

*2:校正中です。