ラヴェル「ソナチネ」練習中

簡単そうな第二楽章から譜読みしていたのですが、本格的に第一楽章の練習をしてみようと思ってチャレンジ開始です。片手ずつなら余裕でスラスラ弾けるんですが、両手であわせると左右のポジションが交錯するパッセージが多くて、その処理に四苦八苦してます。ゆっくりとしたテンポで弾くときはともかく、目標テンポで弾いたときに手がぶつかって邪魔をするパッセージがとても多いのが特徴で、みなさんどうやって弾いているのか興味が出てしまいました(笑)。特に冒頭部分が非常に弾きにくく、個人的には左手の下声以外はすべて右手で弾いた方がテンポは稼げるように思っています。ただ、そうすると3声に聞こえてしまうんですね〜。この部分は、やはり左右の手で分担して弾くことで4声に聞こえるような表現ができるようになります。

  • テンポと流れの良さを優先して、全部右手で弾く運指
  • テンポを犠牲にしてもポリフォニックな表現を優先する、楽譜どおりの運指

上記の2パターンのどちらを選択しようか考え中。終楽章なら即座にテンポ&流れを優先するのですが、第一楽章は左手の1・2の指で弾かせる内声のパッセージが重要な箇所が多く、判断に悩んでます。