貧血というかヘモグロビンが足りないの巻

結論

痛風による慢性炎症が引き金の鉄欠乏性貧血っぽい。よって、対応としては痛風治しましょう。もっと詳しいこと調べるなら、血液内科で骨髄見てもらってね(汗)。

これまでの経緯
  • 3年くらいかかって徐々にヘモグロビンが落ち、昨年に正常値下限を割り込んで、今年は11.5を割り込むという女性並みの貧血に。
  • 昨年は特に自覚症状が無かったので放置していたのですが、今年の夏以降、朝の通勤時に脳貧血を起こす頻度が激増。ちょっと走っただけで目の前が真っ暗になったりするので、さすがにヤバいんじゃないのかと思った。(走らなければ大丈夫。⇒つまり朝は低酸素状態)
  • 臨床検査的には、赤血球数が少なく(異常値)、赤血球サイズも小さい(正常範囲だが小さめ)ということで、ヘモグロビン量が絶賛不足中。あとは尿酸が高いだけですべて正常。
  • このパターンは鉄欠乏性貧血であることが多く、男子の場合は消化管から出血が続くタイプの病気か、慢性炎症か、そうでなければ骨髄異形成症候群など造血系の病気ということになる。で、体内の鉄の状態を調べたところ、やっぱりガクっと減っていた。ただしフェリチンなどはしっかりあって、要するに鉄の吸収不全(胃潰瘍)ではない。消化管からの出血も認められないし、赤血球以外は正常ということで造血系そのもにの異常はなさそう。ということで、消去法で慢性炎症が考えられるんだけど⇒痛風でドンピシャ。
  • 正直なところ、男性ホルモンによる蛋白同化作用が働く男子でこの症状が出るのはあまりよい兆候ではなく、ぶっちゃけ一種の白血病*1とか、骨髄異形成症候群*2の可能性を否定したかったんで、ひとまずホッとしてます。
  • 朝がつらいのはちょっとガマンする。男性に鉄剤を使うと副作用が出やすいため。*3
  • どうしても白血病を否定したい場合は骨髄検査になるけど、大変だし、この程度の貧血で明確に骨髄に異変が出ることはまずないので、経過観察でいいのではないかという話。進行する場合は血液内科に行って下さいとのことです。

*1:赤血球系の白血病はまず治らない。

*2:骨髄移植以外では治らない。

*3:女性は経血で鉄分が排泄されるため平気らしい。