悲愴第二楽章練習中の巻

というか、第一楽章をさらに弾き込む合間に第二楽章をチョコチョコ進めているのですが、今日は通して2回ほど弾いてみて、「もういいんじゃないの?」というレベルに到達してしまったので譜読み終了です。ポイントは中間部の短調になるところの左手パッセージの処理とペダルの関係ですね。左手のスタカートのニュアンスを生かすためにペダルを上げるか、それとも踏むか。デジタルピアノで練習していても音響面がイマイチよくわからないので、グランドで弾いて確認したいと思ってます。
第一楽章はデュナーミク設計が固まりきったので、さらにいい感じです。序奏で急に出てくる重々しいフォルテとか、その後のソプラノで歌われるオクターブのピアニッシモ・パッセージの対比とか、われながら巧いわ(笑)。あとコデッタ、コーダで弱音⇒フォルテへの長いクレシェンド、フォルテ⇒フォルテクッシモへの一気に音量を上げるクレシェンドなど、ジワジワ盛り上げたり、ブワっと煽ったり、そういう表現がかなり自由自在に出来るので、弾いてて気分がよいです。どっちにしても難易度が低いんで、完成度高く仕上げないと意味がなく、暗譜するくらいまで突き詰めてみようと思ってます。