最近悩んでいる件の巻

練習曲どうしよう

結論から書くと、クラーマー=ビューローをやってみようと思います。ベートーヴェンソナタの楽章1つずつだとレッスン時間が持たない上に、あまりメカニカルな練習にならないということもあって、何か機械的なエチュードやりたいなと思っていたのです。でもヘタレなので、なるべく短めで、譜読みが簡単で、しかも効果的なもの、みたいな路線でいろいろ探して、結果的にクラーマー=ビューローがいいんではないかということになりました。正直なところ、難易度的にはちょっと物足りないのです。でもまずはひととおりやってみて弾きにくく感じる曲を重点的にさらってみようかと思います。1番と2番譜読みしたんだけど、初見でかなり弾けちゃうような、譜読みのしやすさ&とっつきやすさがポイントですね。ハンス・フォン・ビューロー先生が前書きで「いいか?適当に弾くなよ。丁寧にさらえよ!」とこわ〜いことを書いてるので、まじめにやろうと思います。
本当はショパンエチュードの残りとか、リスト超絶を弾くべきなのですが、ベートーヴェンソナタの勉強をしながらだとそういう難しいエチュードをしっかり練習する余裕がなく、ランクを落としてみようと思った、というのが真相です。

ピアノどうしよう

いま使っているヤマハP-300は購入後15年経過しています。まだバリバリ現役ではあるのですが、グレードハンマー鍵盤以前の機種ということもあって、トリルが入りにくかったり、連打がしにくいとか、悲愴第一楽章の左手トレモロが弾きにくいとか、いろいろ問題がありまして、そろそろ買い替えようかな・・・と思い始めた次第。このピアノでショパンソナタ2番やダンテを弾いちゃうという暴挙に出ていたのですが、この2曲は連打性能の必要なパッセージがなくあまり問題にならなかったんですね。でもベートーヴェンをちゃんと弾こうとすると、鍵盤の戻りが悪いのがかなり気になるんです。あと、鍵盤が戻りきる前に打鍵したいのですが、それをやると音が出ないので、いちいち戻ったのを確認しつつ弾かなきゃいけないとか、微妙な点で苦労します。
そんなわけで電子ピアノをいろいろと物色しているわけですが、各社それぞれに特徴があって全然決まらない(汗)。P-300はとにかくMIDI機能が決めてでタッチは二の次だったので、今回はタッチにこだわって選びたいと思います。