親指が痛いの巻

月光を本格的に練習し始めたら、いきなり親指のつめの脇、写真で赤丸をしたあたりがかなり痛いです。これ以前に「ダンテを読んで」を練習していた時と同じ状況で、要は鍵盤を叩きすぎるのが原因です。できるだけ脱力して、鍵盤の上に指を置いた状態を保つようには工夫しているつもりなのですが、熱くなると「ドカドカバキバキ」みたいな調子で鍵盤を叩きまくってしまい、真っ赤に腫れ上がるという事態を招いています。
私はもともと嬰ハ短調が苦手な上に、悲愴ソナタハ短調ということもあって、この2曲を連続して弾くとかなり頭が混乱した状態に陥ります(苦笑)。そのままの状態でエイヤーと月光第三楽章のトレモロ攻撃に突入すると、知らないうちに鍵盤を強打しまくってしまうようで、しばらく練習していると「あれ?なんだか親指が痛いよ?」というわけ。
どうでもいいですが、第一楽章は中学生のころ初めて練習したときに間違って音を拾っていたらしく、今日になって30年ぶりに3箇所も譜読みのミスを発見しました。いくら嬰ハ短調が苦手だからって、ことごとく臨時記号の読み取りを間違うのはいかがなものかと(汗)。しかも悪いことに、和声的には問題のない間違いなので、ぱっと聴いた感じではまともな音楽になってしまっているという状態でした。っつーか30年も気づかないなんて、ホントどうかしてますね。最初は楽譜のミスプリかと思って、いろいろ調べてしまいました。