粛々と月光ソナタ練習中の巻

第二楽章は「もういいんじゃないの?」レベルになりますた。しかもテンポ速い。でもあまり速いと第三楽章をもっと速く弾かなくてはならず、自らの首を絞めることになるんですけど(汗)。それにしても、先月はじめの段階ではとても弾けるようになるとは思えないほどヨタヨタだったので、奇跡のような仕上がりっぷりにびっくりです。あと、われながら3拍子うまいです。なんなんだろう、手首、肘、腕の使い方とか、腰の入れ方、すべてが「1・2・3・1・2・3」という快速な拍子に乗れるので驚いてます。まあ、苦労しただけのことはあった。よかったよかった。
第三楽章は、アルベルティ音型の16分音符が微妙に正確でないという大問題があって、要は何年もツェルニーさぼってたからなんだけど、仕方ないので付点&逆付点音符にして練習してます。この楽章を通して付点音符で弾くのってすごくしんどいですが、効果絶大なのでがんばります。あと全体的なデュナーミク設定がどうもしっくりこないので、もうすこし弾き込んでしっかり強弱表現を詰めたいです。激しい曲と思われていますが、ソナタ形式でかっちりしているので、どこかに頂点を作ってそこでフォルティッシモで・・・みたいなノリになりません。7割くらいピアニッシモ〜ピアノで弾くように指示されていて、弱音の中での起伏を意識しないと単に機械的なパッセージがタカタカ続くだけになってしまいます。とにかく、この楽章は意外と表現が難しいです。