仕上げは続くよどこまでもの巻

12月の発表会で英雄ポロネーズを弾くことになったので、さらなる仕上げ中です。というか、改めて精査しながら弾くと、確実に弾ける小節が1つもない!という事実に気付いてしまい、焦ってます。180小節をあと50日そこそこで完璧に持っていくには、1日4小節ずつクリアしなければなりません。主部は複数回出てくるので、実際の要素は120小節くらいなのですが、そのほとんどがまともに弾けないという事態はけっこう大変です。
遅めのテンポで弾くのであれば今でも十分に許容範囲の完成度ではあるのです。しかしどうしてもしっかりガッツリと弾いてしまうので、重いモッサリ感が全体を支配しがちです。こんなの舞曲じゃない。ということでテンポを上げると、ミスタッチというか、脳と腕が間に合わないため弾ききれないパッセージが大量に発生してしまいます。うまくはまると絶妙な躍動感が出るのに、つっかえながら弾いたのではそれもスポイルされてしまいます。というわけで、発表会に間に合うかどうかどうかはともかく、12月までにできるだけテンポを上げつつ、軽い躍動感を持った演奏を仕上げていきたいと思います。