ROLAND INTEGRA-7の巻

http://www.roland.co.jp/products/jp/INTEGRA-7/

※正面(画像クリックすると大きくなります)

※うしろ

キター!(aa略
ROLAND久々の本格ハードシンセモジュールです。Fantom-XR以来ですかね。でもポテンシャル的にはJD-990以来の新製品といえよう。

  • 拡張波形SRXシリーズ全部入り、からのXV-5080まるごと移植。
  • でもSRXは全部を同時に使えるわけではなく「仮想スロット」というメチャださい名前のRAMにロードして使う。SRX1タイトルあたり1スロット使用。ちなみに拡張用SuperNATURAL音色も1タイトルで1スロット。
  • SRX1枚=64MBなので、仮想スロット(全部で4つ)のメモリ容量は合計してもたった256MB。
  • 拡張用高品位PCM音色は、1タイトルで4スロット使用するとのこと。(アコピでしょう)
  • ローランドは伝統的に少ない容量でよい波形を提供する会社*1。64MBでも十分に高品位な音色がそろっているので、さらに高品位というのがどの程度のものか興味はある。
  • オーディオインプットがあるよー(わくわく)
  • iPadからワイヤレスでエディット可能(エディタは当然フリーです)

    フィルタが12dB/octと24dB/oct切り替えになってるところに注目。この機能がほしかった!
    最近ローランドはiPadとの連携に力を入れていて、デジタルピアノもiPadでピアノレッスンできたりするので面白いです。
  • いまさらハード音源?という話もありますが、それでもハード音源にこだわるローランドの姿勢は見上げたもの。内部回路はJUPITER-80流用+αらしい?でもSRXが使える&XV移植という時点でFantom系列ではないかという話もあって、早いところ実物を見てみたいものです。
  • エディタを見る限り、1音色で3パッチまで。soniccellが4パッチだったので、この点は退化なんですが、実用上は2つあれば十分です。自分は1つしか使わないこともしょっちゅうです。たとえば、ベロシティでフィルターをコントロールすると、容易に音色変化をつけることができるので、わざわざ強弱の音色を別個に用意する必要がない場合もあります。
  • ほしいけど、結局GM2配列と特定のSRX波形しか使わなさげな予感です(汗)。シンセシスのパラメータ構造がどうなってるのか調べてみないことにはなんとも。

※予想価格20万円。理由=KORG KRONOS(全部入りのすごいシンセ)88鍵モデルが実売で30万円を切ってるから。JUPITER-80/50が同価格帯で苦戦してるので(同価格ならKRONOS買うよ起動遅いけど)、このへんの価格より高かったらもうアウト。

*1:倉庫に眠ってるU-110を復活させようとしているところ。