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音楽図鑑 - 近況報告

はてなダイアリーから移行しました。

宇宙戦艦ヤマト2199:ヤマト音楽団大式典2012の巻

「大」式典という名前が恥ずかしいですけど、ファンとしては参加しないわけにはいかないので行ってきました。式典なので、プログラムは「式次第」となっていました。

第1部
  1. Overture
    今回式典のためにアキラさんが作った曲
  2. 組曲宇宙戦艦ヤマト
    I.序曲 II.宇宙戦艦ヤマト III.出撃 IV.大いなる愛
    以前から知られている、宮川彬良さん編曲の吹奏楽用のアレンジ。吹奏楽界で「ヤマト」といったらこの組曲を示すくらい有名らしいです。楽譜はコレ
  3. 探索艇
    アキラさんいわく「1974年らしいロックな」曲。
  4. 無限に広がる大宇宙
    スキャットのYuccaさんが登場して、「ちょっと通りますよ・・・」とばかり歌いながらステージを横切って終了(笑)。
  5. 艦隊集結
  6. ワンダバ・コスモタイガー
  7. ガミラス国歌「永遠に讃えよ我が光」
    アキラさん「ついに自分にも国歌の依頼が来ました!!でもよりによって、ガミラスでした・・・」
  8. 銀河航路
  9. 「ブンチャカヤマト」こと、ヤマト渦中へ
    ヤマトのテーマをもとに彬良さんが作った「変奏曲」だそうです。言い得て妙。
  10. 大河ヤマトのテーマ

随所に5人組の男声合唱が入って迫力満点の演奏でした。
彬良さんしゃべりまくりの1時間でしたが、かくもヤマトの音楽が愛されている理由について、主題歌と劇中のBGMの作曲者が違う昨今のアニメ作品への批判的スタンスを交えながら、2つの作曲者が同じだからこそ、BGMに主題歌の旋律やモチーフを引用した曲が増え、結果としてファンの愛着が増す、と語っていました。彬良さんは、変奏曲とか、ベートーヴェンのような動機の使い回しという言葉で説明していましたが、要は先日わたしが日記に書いたことだと思います。
BGMが主体のコンサートは、テレビゲームではドラクエファイナルファンタジーがやってますけど、アニメではたぶんヤマトだけではないかと思います。「マクロス」は、劇中の歌を演奏するコンサートがあるので、それはかなり羨ましいです(笑)。

第2部:宇宙戦艦ヤマト2199 第四章より第11話「いつか見た世界」先行上映

冒頭5分間くらいだろうと思っていたら、まるまる上映してくれました。
ストーリー的には第10話からの流れを引き継いでいます。ガミラスとの戦争の始まりに関する話が出てますが、かなりショッキングで、今後のストーリーに大きく影響することは間違いないと思います。今回は古代が理性的な性格になったので、以前の熱血キャラ&ガンコ者的な部分を山本や島が受け持っています。古代はいずれ艦長代理になると思うので、未熟ではあるけれどもバランスのとれた人間として描いた方が、説得力があると思います。
作画は旧ビーボォー陣が中心で、正直言って古代くんの顔がちょっと変だった。女性キャラにやたらと力が入ってましたが(笑)。
「いつか見た世界」というサブタイトルの意味が、どうしてもわかりませんでした。ちょっとだけ登場した白色彗星帝国の艦隊のこととは思えないのです。
あと、連れとも話したのですが、今回はガミラスとの全面戦争にはならずに、和平になるかもしれない、なってもおかしくない、と思いました。
「新たなる旅立ち」以降のデスラーガミラス帝国)とヤマト(地球)の関係性の描き方がすごく中途半端で、なんとなく友人みたいな関係というのは、政治的にありえないと思うんですよね。ガミラスとしては地球を属国として支配下に置きたかった⇒抵抗したので殲滅に変更⇒しかしヤマトに連戦連敗、ということで最終的には対等な関係として友好関係を結ぶのではないか?とか、いろいろ想像をめぐらせています。

第3部/主題歌による「宇宙戦艦ヤマト」の世界
  1. 宇宙戦艦ヤマト
  2. テレサよ永遠に(ヤマト2より)
  3. ヤマト!!新たなる旅立ち(「新たなる旅たち」より)
  4. ヤマトよ永遠に(ヤマトIIIより)
  5. ラブ・シュープリーム〜至上の愛〜(完結編より)
    彬良さんのピアノ伴奏でYuccaさんが歌唱。泰先生が八神純子の大ファンで、ものすごくアレンジに力を入れていたという話が暴露される(笑)。
  6. 星が永遠を照らしてる(ヤマト2199より)
  7. 美しい地球を知るものよ(同上)
  8. 真っ赤なスカーフ(同上)
  9. 宇宙戦艦ヤマト(同上)

初めての生ささきいさお!すごい声量でした。テレサよ永遠に、真っ赤なスカーフの2曲は絶品です。「新たなる旅立ち」「ヤマトよ永遠に」は難しいという話*1や、真っ赤なスカーフはAマイナーにした方が歌いやすいんだけど、などと裏話を暴露してくれました。

*1:旋律線が器楽的で、とても歌いにくい