ヤマト2199公式設定資料集Earthに第七章の重大なネタバレあり?!の巻

キャラクターデザインの結城さんのインタビューに、第七章の重大なネタバレと思われる情報がありました。
そのものズバリは書きませんが、ヤマトをご存知の方ならわかってしまうと思うので、ネタバレされたくない人は読まないでください。

まず、結城さんのインタビューの内容をかいつまんで説明すると、山本玲は別の作品でボツになった(けど思い入れがあった)キャラクターということでした。そして、太陽系赤道祭のときに、古代君と玲が船外活動するシーンは結城さんが描いたんだけど、つい力が入りすぎてしまった、とかそういう自らの萌え話(笑)。あまりにも山本が魅力的に描かれるので、2199のヒロインは森雪ではなく山本でないか、という憶測が一部のファン*1の間で流れていた、ということです。ちなみに出渕総監督も、山本がお気に入りとのこと。

もちろん、わたしもお気に入りです。 (大事なことなので大きな文字で)

ほかには、ヒルデたん再登場時に、絵コンテを担当した人が、3種類もの衣装デザインをすべてカラーで描いてきたとか、コンテでヒルデが登場する場面には、必ず「かわいい」と書かれてるとか、大きなお友達らしい絶妙に気持ち悪い話が満載です(笑)。
あと、帽子を取った沖田艦長の絵が、アルムおんじだったので、新見さんをロッテンマイヤーにしてみたとか、キャラデザにまつわるさまざまなエピソードを語っておられました。*2
  
そして、結城さんがキャラクターの身長対比表を作ったんだけど、昔の設定があまりにも適当すぎて難しい、という件。頭のサイズがキャラによって全然違っていて、たとえば佐渡先生(顔が大きい)などは、頭のサイズが違う絵をいくつか描いて、他のキャラとの整合性を検討したそうです。ほかには、艦内背景がCGで描かれる関係でサイズが固定されるため、キャラクターの身長や等身を厳密に決めておかないと、画面がチグハグになってしまう、などなど、涙ぐましいお話も載っています。

ここまではいいんです。ここまでは。問題はその先。

キャラクターの身長差を決めるにあたって、最初に決めたキャラクターがいる、ここが決まらないとほかが決まらないのよ、という話になります。
AさんとBさん*3の身長が逆転すると、並んだ場面でかっこわるい、という理由で双方の身長を真っ先に決めたそうです。そこから派生して、ほかのキャラクターの身長が決まった、というエピソードを紹介していました。

ちなみに、AさんとBさんが一緒に登場した場面は、いままでのところありません。旧作では、ヤマト2199の第七章に相当するエピソードで、AさんとBさんが同時に登場する場面がありました。ということで、それはつまり・・・うわああああ(号泣)。

*1:制作者たちのことですよね。この作品のもっとも熱烈なファンは、いうまでもなく制作スタッフですから。

*2:これって、初回放映時のリベンジですよね。

*3:設定資料集では名前が書かれています。