Roland Fantom-XRをWindows 7で使おうとすると、いろいろ苦労する件の巻

Fantom-XRを遊びでしか使っていなかったので、ちゃんと使おうとしたら、ちょっと苦労したという話。

  • デフォルトではUSB-MIDIが認識できない
    • 初期状態がなぜかUSB-Storageモードなのですが、この状態だとWindows 7は単なる外部記憶装置としてしか認識してくれません(笑)。MIDI機器として認識させるには、System→MIDIのメニューからUSB-MIDIモードへ切り替えないとダメです。モード切り替えは再起動しないでできます。ただしUSBケーブルを抜き差しして、PCに再認識させる必要あり。
    • 当時はUSB-MIDIがまだ一般的でなかった模様。データ転送が遅く、USB 1.1ではないかと疑ってます(仕様に書かれていないので真偽のほどは不明)。
  • ファームはアップデートした方がいい
    • アップデートしなくても音は出ますが、サウンドエディタが使えない。
    • 最終がver.1.03で、それ以前のバージョンはバグがてんこもり。
    • このアップデートは、ネットからダウンロードしたパッチデータを、USB-StorageモードでPCからコピーするだけ。あとは勝手にアップデートが動くという、お手軽仕様です。
  • サンプリング機能
    • サンプル波形のエディット機能も充実しています。Fantomシリーズは、事実上サンプル機能を搭載した最後のシンセです。復活しましたw
    • でも、使う気にはならないのです。20年前なら狂喜して飛びついた機能なのにw
  • サウンドエディタについて
    • PERFOMEモードから直接パッチエディットに入れないので、ちょっとまごついたけど、ボタン1つで双方を切り替えられるので、特に問題はないと思います。
    • パッチのパラメタはFantomシリーズ共通なので、特に戸惑うことはないんですが、マルチウインドウでたくさん画面を同時に開けるので、soniccellのエディタより使いやすいです。
    • パッチのエディット画面を全部開くと、こんな感じ。27インチのディスプレイいっぱいになるwww