備忘録的に。
ルダ王女はニコ動コメントでもリクエストがありましたが、もともと弾くつもりでした。メロディが本当に好きなので、後回しにしたんです。好きなものを最後に食べる派（笑）。この曲もハネケンと徳永さんのデュオで、「信じあう二人」と兄弟関係にあるんですが、やっぱりぶっつけ本番の録音なのにすごい名演奏。
ヤマトIIIは宮川先生がネタ切れでいろいろ苦労したみたいです。彬良先生を引っ張り出したりしてますね。せっかく登場させた新キャラ２人を死なせたりして、作品としては好きになれないんですが、ルダ王女とボラー連邦の曲は名曲ですよねえ。ルダ王女は、例によって冒頭３０秒だけ耳コピして弾いてました。こんな感じですね。
１段目のメロディですでに充分に泣けるのに、２段目のソ＃ララ↑シ♭ソ〜〜〜って旋律の切なさたるや、すさまじいまでの威力。ラの音が１オクターブ上に飛んでいるのがポイントで、ただでさえ切ない９度の音が、いっそう切迫感を持って響きます。宮川泰先生のメロディ術が光る一品です。子供のころは何も考えずに弾いていましたけど、いまはもう全身全霊を賭けてこの９度の「ラ」を弾かねばならないと思うのです。
伴奏はハネケンが好き勝手にアレンジして弾いてると思いますが、本当にすごいですね。後半は例によって弾きまくりでして、楽譜が細かい音符で真っ黒になりそうな予感です。
