フォトムジーク終了の巻

早かったですね。週末にでもUPします。
SC-88でやったときは、購入後最初の曲ということもあって、かなり時間がかかりました。GS音源の音色やエフェクトを作り込むのが大変でした。チェックサムとか、二進法の計算してさあ(わかる人にしかわからないw)。今回はINTEGRA-7ということで、SC-88ではできなかったことができるようになったので、いろいろ盛り込んでますが、聴いた感じはSC-88バージョンとあまり変わらないかも(汗)。まあ、それだけSC-88版の出来がよかったということで(自画自賛)。
ドラムはスネアのアタックが遅いので、スネアだけ5/480クロック前倒ししております。こんなことやったの初めて。4クロックだとノリがかなり重く、5クロックだと幸宏さんみたいな前ノリになるので、機械的な教授のドラミングを再現するには4.5/480クロック前倒しが理想です。分解能=960ベースに変更して、9クロック前倒しにすればよいのですが、そんなに細かい分解能で制作したことがなく、悩んでおりますw
こんな感じで、ドラムは完全に似せられないのでちょっと妥協して、JAPAN時代のSteve Jansenみたいなサウンドにまとめました。ステ坊ってJapanやってたころはノリがちょっと重かったんですけど、その原因はアタックが遅い叩き方にあったんですねえ。

シンセ関係では、全チャンネル独立のMFX(エフェクト)が楽しいです。こんなにフランジャーを多用したのは生まれて初めてっていうくらい、フランジャーを使いまくってます。あと、当時はデジタルリバーブがなかったので、リバーブは使わずにディレイでエコー感を作ってます。こういうエフェクトも、全て原曲の模倣ですw全体としては、モワッとした雰囲気の80年代サウンドです。

最近、Perfume中田ヤスタカ)ばかり聞いてるんですけど、ノコギリ波をなんにも加工しないでブリブリ鳴らすのね。ああいうの、音作りラクでいいですよね。でもすごく怖い。勇気がいると思います。矩形波じゃなくて、ノコギリ波なんですよ。ここがすごいと思います。Level 3も、モロに教授の影響が出ている曲から始まるけど、黒鍵のグリッサンドがかっこいいですね。あれがグリッサンドだって気づく人いるのだろうか。ちなみに、Sweet Revenge〜Smoochyあたりのアルバムで教授が多用しております>黒鍵グリッサンド。もちろんクロード・ドビュッシーの影響です。