「赤いシリーズ シングル・コレクション」の巻

昭和時代の超人気ドラマシリーズのオープニングテーマを集めたCDです。このシリーズは、「赤い疑惑」の山口百恵三浦友和コンビがものすごい人気だったのですが、ピアノマニア的にはやはり水谷豊が英雄ポロネーズテンペストを弾きまくった「赤い激流」を外すわけにはいきません。
ここまでは、いままでもこの日記に登場していた話題ですけれど、実はその「赤い激流」のピアノ協奏曲風のテーマ曲でピアノを担当していたのが、われらが羽田健太郎ということで、思わずCDを買ってしまったのでした。ハネケンは当時28歳です。自分はこの曲はまったく記憶になく(このドラマは英雄ポロネーズの印象が強すぎる)、37年ぶりに聴いたのですが、ええと、やっぱりあまりいい曲とは思えませんでした。あわよくば耳コピして弾いてやろうとか思っていたんですが、ちょっとどうかな〜という感じです。
ということで、ちょっと肩透かしのCDでしたが、山口百恵が非常にうまい歌手ということを改めて知ることができたのでよしとします。危なっかしいところが一切ないです。当時、あまりうまいと思わなかったのよね。