花粉症開始とステロイド点鼻薬の巻

症状は3日前くらいから出ていたのですが、本日より本格化しました。
一昨年までは、フルチカゾンプロピオン酸エステルの点鼻薬を使っていましたが、昨年からナゾネックス点鼻(有効成分:モメタゾンフランカルボン酸エステル。フルメタ軟膏とかの成分)を使っています。フルチカゾンより効きがよいのですが、ちょっと効果が強すぎるようで副作用(鼻粘膜乾燥)を感じます。その理由は、ステロイド剤としての効力の違いにあります。

ステロイドの作用強さのランキング>
・フルチカゾン(weak=5段階のうち上から4番め)
・モメタゾン(very strong=5段階のうち上から2番め)

フルチカゾンは、効き始めるまでに3〜4日かかりますけど、モメタゾンだと1日で効いてくる印象があります。なお効果そのものはフルチカゾンでも十分すぎるほど強力です。
今回、なんでエステルの部分まで書いたかというと、この部分がけっこう影響してるんですね。
フルチカゾンは、当然のごとくプロピオン酸の臭いがします。熟しすぎたバナナみたいな臭いで、かなり気になります。しかし、まったく無臭のジェネリック製品を出している国内メーカーがあります。これはすごいと思います。
ナゾネックスは、フランカルボン酸がにおいます。添付文書には「わずかに特異な臭いがある」と記載されています。セリを少しきつくしたというか、パクチーみたいな臭いなので、苦手な人はダメだと思います。