Great Harmony ~for yamato2199 の別バージョンをUPしましたの巻

 
https://www.youtube.com/watch?v=mPn_CNDLHrs          http://www.nicovideo.jp/watch/sm26382373

Great HarmonyはピアノソロでUPしようとしていて、そのためにはピアノ用の間奏が必要ということで、いろいろ悩みました。
大いなる愛と組み合わせたいと思っていたので、コード進行を考えに考えて、こうなりました。3か月くらい悩んだわーw

この間奏のオーケストレーションは、泰先生のスコアを参考にしています。なので、期せずして父子合作をアシストしていますw
このスコアで、ピアノの耳コピにミスがあったことが(35年ぶりに)わかり、今回は正しい形で弾いています(滝汗)
下記の部分で、いままでは「レ」の音を抜いて弾いていました。たった1音だけど、これがあると全然響きが違います。

この曲は、彬良先生が16分音符のシンコペーションを多用しているのが特徴で、16分休符を食って入るパッセージがとても多いので*1、この間奏でもその雰囲気を取り入れようとして、いろいろ試したんですが、挫折しました。わずかにドラムのフィルにその雰囲気が残っている(笑)。
コード進行的には、8小節の間にGメジャーから、Fメジャーにたどり着く。これが難しいのです。オリジナルの間奏も、彬良さんが相当に苦労したのではないかと思います(この曲はいろいろと大変です)。
あるとき、順次進行を思いつき、勝った気になっていたんですけど、やはり3小節目で突然Gマイナーになるのが不自然でした。弦の「シ」の音を伸ばしすぎると、Gマイナーの「シ♭」とぶつかるので、ギリギリで止めるとか、気をつかってます。ここに入るホルンも、ぶつかってますが強引に入れました。この曲の展開は、弦が提示→ホルンが受ける→トランペットで締める、という法則が基本になっているので、それに従ったわけです。ちなみに、イントロからこの法則が発動しています。

ということで、これだけ分析・検討して、ようやくこの間奏ができあがったのでした。
ハネケンがニコニコ笑いながら弾いてるのをイメージしてピアノパートを書いたけど、あまりにも難しくて大変でしたw

*1:泰先生との最大の違いがここだと思う。そのうちまとめます。