ヤマハ reface CS とか最近のハードシンセの巻

イケベ楽器の鍵盤堂で reface CS を試奏してきました。すごく面白いし、サウンドも良いので思わず買ってしまいました。名前はCSですけど、中身は完全に新規のバーチャルアナログシンセなんですね(いまさら知る)。

※ビビッときたところ
・超高速LFO
・謎のオシレータシンクやクロスモジュレーション
・キレのいいフィルター
Moogを彷彿させる粘っこいポルタメント
・シンプルだけど過激なエフェクター
・パラメータの取捨選択が絶妙
・パラメータはリアルタイムコントロールで変化幅が大きい
・8音ポリ。どうせ4音だろうと思ったら両手で弾けちゃう。

※出来の良いところ
どれだけ無茶なことをやってもとりあえず音が出る。

これは楽器としてすごく大事だと思っていて、変なことをやって音が出なくなってしまうと、知識がない人にはリカバリーできない可能性もあるので、無茶なセッティングでも鍵盤を弾けば確実に音が出るのは安心感があります。

最初は高速LFOを駆使してFMっぽいベルを鳴らして遊んでいたんですけど、普通にクロスモジュレーションで同じような音が出るとか、エフェクトの変化幅が大きくて容易に音色のバリエーションが増やせるところが面白いと思います。Prophet-5のような音程感希薄な音色が、Prophetより遥かにシンプルな操作で出せるので、興味がある人は売ってるうちに買ったほうがいいと思います。

Prophetといえば、Prophet Xも試奏してきましたけど、これはダメでした。方向性がさっぱりわかりません。DSIはこういう楽器は向かないんだなあと思いました。Prophet REV2と並べてあったんですが、圧倒的にREV2のほうが良くて。Xも相当開発に力を入れたと思うんですが、切なくなりました。

KORGはPrologueを試奏しました。このシンセはM1や01W時代のイケてた頃のKORGの音ではなく、それ以前のKORGっぽい独特な陰影のあるトーンで、すごくいいです。誤解を恐れずに言えば、現代的でソリッドなサウンドになったPoly-Sixだと思います。ユニゾンなどはなんとなくProphet-5のユニゾンサウンドに似てるのですが、よく聞くとProphetのような暖かさはなくどこか冷たくて透徹した音色で、大変に魅力的でした。

あと StudioLogic の Numa Stage も初めて試奏しました。黒鍵と白鍵のベロシティ設定が独特です。黒鍵は容易に強いベロシティが出るのに白鍵はかなり強打しないといけないので、マスターキーボードとして使うのはダメだと思いました。たまたまそういう設定だったのかもしれませんが。

ちなみに鍵盤堂に行った真の目的はヤマハ MONTAGE でした。MODX にガッカリしたので、もういいやって思ってサクッと MONTAGE 8 を買っちゃいました*1。USヤマハのサイトでIvoryのスタインウエイ波形が100$で売っててインストールできるっていうのが決め手になりました。88鍵モデルなのは、スレーブ音源として使用しないでMONTAGEの鍵盤でプレイしたいからです。ヤマハと他社のベロシティマッチングの問題は昔からさんざん悩んできたので、多少の差額で解決できるなら万々歳ですよもう*2。そしてスタンドを無料でサービスしてもらったので、差額でreface CSを買った次第です。今日はMONTAGEはろくに試奏しないでrefaceを遊び倒していました。一気に2台もシンセを買ったので店員さんも驚いていましたw

やるかやらないかわかりませんけど
ヤマハ reface CS でPhotoMusikを演奏してみた とか
ヤマハ MONTAGE FM-X音源 のみでPhotoMusikを演奏してみた とか
アホな企画は考えています。使いこなしのための練習ですね*3。MONTAGEは外部からのマルチティンバー駆動に難があるとか、内蔵シーケンサがイマイチということが下調べでわかっているので、そのあたりの癖も見極めたいです。

ということで、お金を使ったので仕事がんばります&その他出費を抑えます。

以上!

*1:ほぼ30年ぶりにヤマハシンセ購入

*2:ヤケクソ

*3:シーケンシャルのフィルターがエミュレートされているMONTAGEのPCM音源でPhotoMusikの演奏ができることはわかりきってる