宇宙戦艦ヤマト2205新たなる旅立ちBGM「DOMON」を演奏してUPしましたの巻

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ヤマト2205のサントラから「DOMON」を耳コピ採譜して演奏しました。

採譜はラクでしたが、16分音符の速いフレーズはストリングス音源にとっては鬼門といってもよく、なかなかうまく鳴らすことができなくて苦労しました。

さらにこの曲での大きな課題として、2分の2拍子の大きくゆったりしたノリと、四分音符単位のビートと、ピアノによる8分音符のリズミカルな刻みという3種類のリズムを融合させることでした。具体的には四分音符単位でテンポを変化させて大きなノリを作っています。ピアノの刻みは面倒だったので打ち込みでいいやとか思ってたんですが、8分音符はわずかにスイングしているし(約10%)、左手の重みの表現なんかは打ち込みより弾いたほうが早いので結局マニュアルで弾きました。

あと楽器編成が少ないのでエフェクトをかなり詰めました。ピアノの軽い残響とバスドラムの重めなアンビエンスは対比を含めうまくいったと思ってます。ベースは最近お気に入りのMODO BASSです。かなりパラメータを理解してコントロールできるようになったので好みの音色を作って気持ちよく弾きました。

宇宙戦艦ヤマト2205新たなる旅立ちBGM「迫り来る重核子爆弾」を演奏してUPしましたの巻

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1コーラス45秒を3回繰り返すだけの曲で楽勝かと思っておりましたが、旋律を担当するトレモロヴァイオリン(LASS 3)の調整に手こずって時間がかかりました。しかもマスタリングまでしたあとで音切れすることに気づいてHollywood Orhcestra Opusに差し替えています。ハリオケのトレモロは扱いやすくて、最初からこっちでやればよかったと後悔しました。

なおフリューゲルホルンは手持ちのプラングイン音源には無かったので、Roland INTEGRA-7です。ドラムもルーズな感じのスネアが欲しかったのでINTEGRA-7です。INTEGRA-7は2012年夏に発売されたので今年で10年になります。自分が購入したのは2014年の1月で8年以上使っていますが、まだまだ全然現役で使えますね。

シンセ関係は、ベース音がArturia Mini V3、ロングトーンがStudio Electronics/Roland SE-02です。Mini V3は短めの音ならまあまあ使えるんですが、ロングトーンはループ感が目立って嘘くさいサウンドになってしまいますので、入手したばかりのSE-02にご登場いただきました。

なお金管楽器は全部ハリオケです。フラッターが使える音源は意外と少ないです。

宇宙戦艦ヤマト2205新たなる旅立ち BGM 「ガミラス艦隊の戦い」を演奏してUPしましたの巻

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宇宙戦艦ヤマト2205新たなる旅立ちのサントラから新作曲の「ガミラス艦隊の戦い」を採譜して演奏してみました。採譜は苦労しませんでしたが、演奏にあたっては各パートのタイミング合わせやアーティキュレーションの調整がとても大変でした。

音源は大部分Hollywood Orchestra Opus Editionです。(ヴァイオリン2だけLASS 3を使ったり例外もありますが)

スタカートが多い曲で、そのニュアンスの表現に神経を使っています。金管はスタカート用のサンプルでなくマルカート奏法のサンプルを使ってみたり、いろいろ工夫してみました。

宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち BGM デザリアム・ハンマーを演奏してUPしましたの巻

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シンセサイザー+ロックのリズム隊+オーケストラという難しい編成のこの曲にチャレンジしてみました。

ベースの音色がポイントです。MODO BASSという物理音源を使用したもののなかなかいい感じにならなくて苦労しました。いつもパーカッションの迫力を出すのに使っているHeavyocityのPunishサチュレーターを使ったところ所望するサウンドができました。

 

使用音源

・ドラム:Roland INTEGRA-7
・オーケストラ:EW Hollywood Orchestra Opus Edition
エレキギター:Elect6ity
エレキベースMODO BASS
・ピアノ:Alicia's Keys
シンセサイザー:Arturia Mini V

なおArturia Mini VはMini Moogのクローンです。

宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち 後章-STASHA- BGM「別離」ドビュッシー「夢想」を演奏してUPしましたの巻

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ヤマト2205新たなる旅立ち 後章が公開されましたので、録音しておいた2曲をUPしました。

ドビュッシーの夢想は動画に使った楽譜の運指がひどくてちょっと苦労しました。ドビュッシーの運指はできるだけ親指の潜行を避ける(指くぐりしない)のですが、指くぐりだらけですごく弾きにくいので大々的に運指を変えています。特に終盤の部分がひどく、この曲がぎこちなく演奏される原因はこういうダメな運指にあるのではないか?と思ってしまいました。

運指の修正案はツイートしましたが、近いうちにこのブログで詳しく取り上げようと思います。

 

ショパンのノクターン2番を演奏してUPしましたの巻

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宇宙戦艦ヤマト2205新たなる旅立ち 前章でBGMとして使われたショパンノクターン2番を演奏してUPしました。

ノクターン2番は高校生の頃から弾いてはいました。しかしとても公に出せるレベルではなかったので、もう一度楽譜を読み込むところからやり直して、しっかり練習しました。後半の表現は早めに固まったので、どうやってそこに持っていくか?というところがポイントでした。

なかなかうまくいきませんでしたが、浅田真央さんの演技が参考になりました。彼女の演技は動作に緩急があることと、丁寧に曲調の変化を捉えた細かな表現が随所に盛り込まれていて情報量が多いことが特徴です。にもかかわらず、全体の流れがよく、最初の滑り出しから最後のスピンまで、演技の呼吸が途切れず、一筆書きのようにつながります。

ピアノ演奏では、音符が少ないと演奏表現の情報量を増やすのは容易ではありません。しかし、連続する音を同じ強さで弾かないこと(わずかに強弱に変化を与える)、左手のバスと和音で和声進行を丁寧に表現すること、など音楽を構成する要素を一つずつしっかりと理解して、演奏表現を積み重ねていくことで情報量と密度を上げることができると思います。その試みがこの動画の演奏になります。まだまだ未熟で、やっぱりショパンは難しいということを改めて認識することになりましたが、弾いてよかったなと思っています。

METAATEM / METAFIVE の巻

去年いちばん聴いたCDがユーミンの「深海の街」とMETAFIVEでしたが、そのMETAFIVEの新譜です。紆余曲折あって限定通販になってしまいましたが無事入手。

ファーストアルバム以上に1つ1つの楽器の音のクオリティが際立っていて圧倒されますし、こんなやり方があるんだ!という驚きに満ちています。

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これは昨年末の配信ライブです。この曲はMETAATEMに収録されています。ボーカルのLeo今井がNordで変な間奏を弾いてますが、アルバムだとLFOがテンポにシンクロしていてこれもスタイリッシュで好きです。

配信ライブが全編めちゃくちゃかっこよかったのでBlu-rayになってほしいです。これを見て以前のライブBlu-rayを買ってしまいました。YMOのKEYとかCUEが入っていたので、当初はまたYMO懐かし系グループだろうなと思っていたのに、実態は全然違ってましたね。