宇宙戦艦ヤマトBGM「大河ヤマトのテーマ」を演奏してUPしましたの巻

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この曲は今回のヤマト楽曲採譜&演奏計画では予定していなかったものです。中盤のカノンのパートを演奏できる自信がなかったことと、ピアノでの演奏に向いていないと思ったので外していたのです。とはいえ公式楽譜集に入っていることに気づいてしまったので、やらないわけにはいかなくなりました。そこでカノンは不完全でもかまわないし、ピアノ曲として採譜すればなんとかなるだろうと考えを変えました。

まずはサントラの演奏に合わせてキーボードを弾きながらアレンジの方向性を固めていきました。そして採譜を始めるとカノンが満足のいく形で再現できましたし、転調が気持ちよく弾けるように楽譜が書けました。諦めないで取り組んで良かったと思います。

実は昨日UPした「月のクレーター・ビーメラ星」も予定にはなかった曲でしたが、多少不完全でも採譜して演奏すること自体に意義があると考えて取り組みました。

 

宇宙戦艦ヤマトBGM 月のクレーター/ビーメラ星を演奏してUPしましたの巻

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ヤマト主題歌の要素が入らない戦闘系の楽曲ということで、ガミラス側が出撃する際に使われることが多く、ヤマト側で使われることは少なかったです。そしてリメイク作のヤマト2199ではもっぱらガミラス用の音楽になりました。なお「月のクレーター」は2199で命名されたタイトルになります。

この曲も全音音階を効果的に使っていて、迫りくる危機感をうまく表現できていると思います。

宇宙戦艦ヤマトBGM「サスペンスA」を演奏してUPしましたの巻

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宇宙戦艦ヤマト第一作は複数のサスペンス系サントラが作られていますが、この曲はサスペンス(不安感)というよりも、SFっぽさが強調された感じがします。その理由は、長二度のぶつかりをはじめ全音音階を多用しているためだと思います。

そんなこともあってか、第一作でこの曲が使われたのはワープ原理の説明の場面でした。いまではワープといえば超光速航法としてすっかり一般化した言葉ですが、ヤマト第一作の放映当時は知られていない言葉でした。まさにヤマトがきっかけで世の中に広まったと思います。

宇宙戦艦ヤマトBGM「地球を飛び立つヤマト」を演奏してUPしましたの巻

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この曲は、2013年に池袋ヤマハで開催された「ヤマハでヤマトーク」というイベントで宮川彬良先生がピアノで弾いているのを聞いて以来、ずっと自分も弾いてみたいと思っていました。

ヤマハでヤマトークの件は下記の日記をごらんください)

harnoncourt.hatenablog.com

ヤマトの楽曲ではありがちですが、この曲もいろいろなバージョンによって差異があります。オリジナルは第一作のサントラです。2番目のバージョンが「交響組曲 宇宙戦艦ヤマト」に収録されたもので、これは荒っぽいアレンジの第一作サントラとは違ってかなり緻密なオーケストレーションになっています。そしてリメイク作品のヤマト2199ではこの交響組曲のアレンジが元になっています。

自分は交響組曲の印象が強く残っていたのですが、これはピアノソロで弾くには厳しいアレンジです。そのため、いつも遊びでこの曲を弾いているときは適当に音を省いているのですが(アキラ先生も余計な音は省いていた)、省略するにしてもちゃんとした形にしようと考えてはいました。そして、たまたまいま取り組んでいる一連の動画が、ヤマト第一作のサントラからの採譜を基本コンセプトにしていたので、サントラを改めて聞いてみたところ、これなら弾けると判断できました。そこから改めて採譜に踏み切ったという次第でございます。

宇宙戦艦ヤマトBGM「哀しみのヤマト」を演奏してUPしましたの巻

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前回がエンディングテーマのバリエーションでしたので、今回は主題歌のバリエーションをUPしました。

原曲はMM=76程度です。このテンポで弾くとかなり速く感じますし、演奏も困難になるので少し遅くしました。

これで今月に入って12本目の動画になります。実際は9月7日からの2週間で12本ですので、ちょっと急ぎすぎのような気もしますが、これからも頑張ります。

宇宙戦艦ヤマトBGM「悲しみのスカーフ」を演奏してUPしましたの巻

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宇宙戦艦ヤマト第一作のエンディング曲である「真赤なスカーフ」をもとにした楽曲です。ヤマトは主題歌&エンディング曲の作曲者とサントラの作曲者が同一人物なので、サントラにもその要素が使われることが多く、さながら変奏曲のような様相を見せるのですが、この曲はその好例といえます。

宇宙戦艦ヤマトBGM「ヤマトのボレロ」を演奏してUPしましたの巻

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本来のボレロは3拍子なのですが、ボレロ風のリズムが入っているのでこのタイトルになったものと思われます。ピアノで弾くのはなかなかしんどいですね。