「故郷への想い」を演奏してUPしましたの巻:宇宙戦艦ヤマトⅢ BGM

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宇宙戦艦ヤマトⅢ第8話「最後の開拓者」で使われた曲です*1太陽系外惑星の開拓をしている人たちのエピソードで、ちょっと超人ロック風味ですね。ヤマト3は当初は全52話だったので、こういう脇道的な話が挿入されて人間ドラマを掘り下げていたのですが、放映回数が半分に短縮されてしまったので終盤はものすごい駆け足展開になります。そんなわけで「故郷への想い」が使われたのはこのエピソードだけとなりました。

なお原曲でピアノを担当したのはおそらく羽田健太郎氏なので、彼の演奏に近づけてみました。

*1:第9話でも少し流れる

「真赤なスカーフ」を演奏してUPしましたの巻:宇宙戦艦ヤマト エンディング曲

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あけましておめでとうございます。今年もよろしくおねがいします。

さて、新年1曲目の演奏してみた楽曲は「真赤なスカーフ」です。
例によって宇宙戦艦ヤマト音楽全集の模範演奏を参考にして採譜しています。模範演奏を担当したのはもちろん羽田健太郎先生でございます。わたしがよくやる「1コーラスめ目は原曲通りシンプルに、2コーラス目から自由に弾く」というスタイルはこの模範演奏の影響が大きいです。

昨年始めた宇宙戦艦ヤマトシリーズの音楽を採譜して演奏する取り組みは、曲数的にはすでに折り返し点を過ぎています。ただこれからは長い曲が多くなります。「新たなる旅立ち」や「ヤマトよ永遠に」までは2ページとか、長くても3ページで終わる曲がほとんどでしたが、それ以降の作品は4~5ページが多いです。すでに採譜済みのストック曲もすべて4ページ以上です。なので、演奏動画を毎日投稿するのは厳しく、1週間3曲を目標にしようと思っています。

ガルマンガミラスのテーマを演奏してUPしましたの巻:宇宙戦艦ヤマトⅢ BGM

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タイトルはガルマンガミラスとなっていますが、実際には東部方面軍の要塞およびその総司令のガイデルが登場するときに必ずといっていいほど流れていた音楽です。そのため自分にとってはガイデルのテーマという認識になってしまいました。

「シャルバート星」を弾いてみた:宇宙戦艦ヤマトⅢ BGM

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ヤマト3は羽田健太郎氏がピアノを担当した曲が多いのが特徴で、この曲も羽田氏のピアノが中心となっています。実は前作の「ヤマトよ永遠に」は音楽集が2枚も発売され他にも関わらず、この中で羽田氏がピアノを担当した曲はかなり限定されていましたので、少々物足りなさがありました。ヤマト3ではピアノの比重が高い上にほとんど羽田氏がピアノを担当していると思われますので、とても聴きごたえのあるサントラになっていると思います。

SYMPHONY OF THE SUN 1st versionを演奏してUPしましたの巻:宇宙戦艦ヤマトⅢ BGM

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シンフォニー(交響曲)というより幻想曲のような仕上がりになりました。

おまけで元ネタをバラしていますが、宮川泰先生は同じネタを使ってもう1曲作っています。さすがです。

ピアノ音源はいつものIvory II American Dで、加工はiZotopeのNewtron 4、リバーブは前回と同じSYMPHONY、マスタリングはOzone 10です。Newtron 4は最新バージョンです。ピアノは立ち上がりが速すぎるのと、やはり350Hz以下のアタックノイズが気になるのでEQで少し抑えて、さらに帯域別にトランジェントシェイパーを使って、350Hz以下のアタックを除算的に加工することで音の立ち上がりをわずかに遅くしています。その一方で、減衰部は全帯域を2dBほど持ち上げています。いろいろ試行錯誤した結果、この設定だと自然なアコースティックピアノ感が演出できました。

Ozone 10も使い始めたばかりでまだ試行錯誤しています。たとえば音量を上げるのに使用するVintage LimiterにはModern/Tube/Analogの3つのモードがあって、Ozone 9ではTubeとAnalogはサウンドが変わりすぎるのでModernを使っていました。Ozone 10になってModernだと音色がギラつく感じがする一方で、AnalogはOzone 9よりも音色変化がマイルドで、温かみのあるサウンドになるので今回はこのモードを使いました。

今年もあと1週間を切りましたが、もう1~2曲ヤマトの楽曲を演奏した動画をアップしたいと思っています。

デスラーの友情 を演奏してUPしましたの巻:宇宙戦艦ヤマトIII BGM

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原曲は羽田健太郎氏のピアノとウィンドチャイムという編成ですが、ピアノソロで弾いてみました。

年末セールでiZotopeとExponential Audioのプラグインをバージョンアップしたので使っています。iZotopeはマスタリング用のOzoneをバージョン10にアップしました。まだ使いこなせてないです。Exponential AudioはSymphonyというリバーブの最上位プラグインが入手できましたので早速使いました。いままで使っていたR4やLX480よりなめらかで質の高い残響音なのでとても気に入っています。

これに合わせて、ピアノ音源のIvory II American Dのセッティングも見直しています。倍音の持続時間を少し長くしたので、音色の密度が少し上がっています。

「バーナード星の戦闘」演奏してUPしましたの巻:宇宙戦艦ヤマトⅢ/2205新たなる旅立ち BGM

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宮川彬良先生が作曲した曲です。大人の事情?でJASRACでは父親である宮川泰先生の作曲ということになっておりますが、音楽が始まった瞬間に彬良先生の作品だとわかるくらい強烈な個性が溢れている名曲だと思います。

宇宙戦艦ヤマトシリーズのサントラは3拍子の曲が少なく、とりわけ戦闘シーン用の曲は皆無といっていいような状況でした。ヤマトシリーズは続編につぐ続編で、泰先生もネタ切れ気味のうえ超多忙だったそうで彬良先生の出番になったようなのです。その彬良先生がヤマトの音楽を作るとなったら3拍子の戦闘曲を作るのは必然という気がします。

この曲に触発されたのかわかりませんが、次作の完結編では羽田健太郎氏がやはり3拍子の戦闘曲を作っています。

なおサムネの絵はクリスタで描きました。発光レイヤーでビームを光らせています(WACOMのペンダブを買ったのです)