ピアノ音源はいつものIvory II American Dで、加工はiZotopeのNewtron 4、リバーブは前回と同じSYMPHONY、マスタリングはOzone 10です。Newtron 4は最新バージョンです。ピアノは立ち上がりが速すぎるのと、やはり350Hz以下のアタックノイズが気になるのでEQで少し抑えて、さらに帯域別にトランジェントシェイパーを使って、350Hz以下のアタックを除算的に加工することで音の立ち上がりをわずかに遅くしています。その一方で、減衰部は全帯域を2dBほど持ち上げています。いろいろ試行錯誤した結果、この設定だと自然なアコースティックピアノ感が演出できました。