来年2月にピアノの発表会があるということで、そろそろ本腰を入れて準備を開始しました。今回はショパンのピアノソナタ第2番第1楽章です。チャレンジャーな曲目ですねー。音楽図鑑Classicの日記を読み返すと、2000年2月にはモーツァルトK.545にヒーコラ言ってました(汗)。その4年後にはショパンのソナタなんていくらなんでも無謀でしょみたいな。
しかし、この半年近く密かに予備練習を重ねていたので、譜読みしながらも片手づつであればとりあえず弾けちゃう状態でして、技術的な問題は少ないのです。ちなみに予備練習の曲目はショパンエチュードOp.10-9と25-10でございます。25-10はともかく、10-9はほぼ必須だと思います。25-1なんかも役に立ちそう。このソナタに限らないんですけど、ショパンの左手は右手以上に広い音域のアルペジョや跳躍がデフォルトなので要注意ですね。左手の跳躍といえば、ほとんどサーカスみたいに左手が飛びまくるシューマン「謝肉祭」を昨年弾いたのが良い経験になっています。
ショパンのソナタを適当に弾いていてわかったのですが、自分はホモフォニックな箇所の譜読み&演奏はできるのに、ポリフォニックな箇所の譜読み&演奏がボロボロということですね。ソナタ3番の第1楽章とかは、ほとんど手が出せない。「バッハのプレリュードとフーガを毎日練習しなさい」というショパン先生のお言葉が身にしみます。ううう。