いろいろ練習の巻

今日はいろいろ弾いてみました。まずベートーヴェンピアノソナタ31番。なにこの名曲。全楽章弾いたのですが、最後のほうは弾きながら感動しまくりです。1、2楽章の難易度は低い(10段階で8くらい)のですが、3楽章に少し苦労しました。ポリフォニーの処理に慣れていないのが原因です。次にショパンの大洋のエチュード(Op.25-12)。この曲は譜読みは難しくありませんが、最初から全力で弾くと持久力が続きません。あとCDくらいのテンポで弾こうとするとひどく忙しく感じます(無駄な動きが多いためと思われる)。これは練習したほうが良さそうです。さらに続けてショパンの革命のエチュード(Op.10-12)。以前に譜読みしたことはあるのですがほぼ完全に忘れていました(大汗)。例によって中間部でエンハーモニックを避けようと無茶な記譜をしているため、とても読みにくいです。転調してるのにハ短調の調号のまま突っ走るのは無理があると思います(♭系の調号で記述される中に♯やダブルシャープが出てきてしまい、譜読みが困難です)。もちろん、左手の運動の練習、しかもエスプレッシーヴォな表現の練習には良いと思いました。そして次にショパンエチュードOp.10-9。これも以前、ソナタ2番の予備に練習していたのですがさすがにあっさり弾けてしまいました。いまさら練習しなおす必要はないでしょう。というわけでまとめると、ベートーヴェンソナタ31番はあまりに素晴らしすぎて今の自分が弾くのは不遜なので、これから練習する曲は大洋と革命の両エチュードに決定です。