革命のエチュード練習中の巻

「暗譜できてるのに、まともに弾けない」という、最近ありがちなパターンに陥り始めました(汗)。私の場合、ショパンの曲は耳で聞いて覚えてしまっているので、曲の構成や流れを理解した状態で練習に入ることが多いのです。その結果、暗譜に要する時間は減るのですが、指運動をマスターするための練習時間は変わらないので、こういう状況になってしまいます。「大洋のエチュード」をやっていたときもそうでした。まあそんなわけで、左手をみっちりおさらいしました。ゆっくりフォルテで付点音符で弾いたり、付点音符のままデュナーミクをつけたり。きちんと分析すると、左手の3−4−5指の独立性が悪いことと、3−4の腱結合が硬いために非常に弾きにくくなっているフレーズがあることがわかっています。これは革命だけを練習していてもなかなか解消しないと思うので、ピッシュナあたりから訓練用の課題を探そうと思います。特に弾きにくいフレーズはコレ:F-D-C-As-F-D-C-As(12341234)で下がるところ。C→Asへ移行するとき、4の指でAsを打鍵するのが非常にしんどいのです。