SAP R/3のクライアント移送で七転八倒の巻

ゴールデンウィークあたりから続いてる案件なんですけどとりあえず最近やってるお仕事のダメっぷりというか、ヘタレっぷりをメモっておきます。会社で使ってるSAP R/3のテスト環境を作るために本番システムの稼動環境をまるごと開発機にコピーしたいんですね。このために「クライアント移送」って機能を使うのですが、端的に言って開発環境のハードディスク領域が足りないのでなかなかうまくいかねーずら、という話。

  • とりあえずなにも考えないでやったら、本番環境のエクスポート(ディスクに書き出す)時点で領域不足で終了。
  • 本番機のいらないデータを消しまくって領域をあけ、エクスポートは成功。
  • エクスポートしたデータを開発機にコピーしようとしたら、開発機の空き領域が不足で終了。
  • 開発機のいらないデータを消しまくって領域をあけ、データのコピー成功。
  • 開発機でインポート実行するも、今度はDBの領域が足りず(ここまで5月)。ちなみに開発機DB領域はトータル100GB(CPU4発)。本番機DBは400GBものディスク領域に加えCPU8発。開発機の貧弱ぶりが露呈してます。
  • 急ぎの仕事が入ってしまい、クライアント移送は一時中断して開発進行。
  • 急ぎの仕事おわり(8月上旬)。下旬から再度インポートのチャレンジ開始。
  • 開発機に残ったゴミのようなクライアントを削除してディスク領域あける。
  • インポート実行するも、やっぱり容量不足で終了w
  • Reorg(表の再編成)を実施して、40%ほどの空き領域を確保してインポートするもまだ不足。
  • でかいテーブルをピンポイントで狙い撃ちしてデータ削除&Reorgで55%の空き領域を確保してインポートするも、まだまだ不足。
  • 最終手段。8月まで使っていたテスト用クライアントも削除&全テーブルスペースをReorg。ってか削除に1日、Reorg処理に2日もかかりました。本番機だと数時間なのに…(ハードの能力が全然違います)。
  • この時点で80%程度の空き領域を確保完了。さらにtempデータ用ディスクの空き領域を拝借してヤバそうな表領域にコンテナ追加して拡張。これで全110GBのうち95GB程度の空き領域を確保!
  • 満を持してインポート開始
  • 大成功!←いまここ

これでもだめだったら、もうディスク追加するしかなかったのです(←最初からそうしろよという声も)。ってかR/3のクライアント移送にあたって、必要な表領域の容量をどうやって算出するのだろう?ベーシス系はほとんどやってないからわかんないです。とりあえず疲れました。ふにゅ〜。