ピアノレッスンの巻

引き続き「ダンテを読んで」です。注意点は以下のような感じ。

  • 弾けるところは流れもスムーズだしフレージングもばっちり。弾けないところ=ちゃんと譜読みできてないところは音符を並べるだけになってしまう。譜読みが行き届かないのはもう仕方がないので、楽譜を読みながら弾いても音楽的な演奏になるように工夫すること。(要求レベル高いです)
  • 音が減る部分の演奏密度をすごく高く!特にこういう曲は派手な部分は音符を鳴らすだけで「わ〜すごい」って言ってもらえるけど、そうでない部分をとても大事に、こってりと表現を盛り込んで弾くと俄然説得力が増して印象がよくなる。難しいところが機械的になるのはある程度仕方ないとして、そのかわりに簡単な部分でグッと盛り上げておきましょう。
  • 半音階はすごくロマンティックに弾いていい。最初の主題をかなり情感込めて歌ってるから、中間部で長調になったときはもっと濃い表現の方がいい。バッハもそうだけど、リストは半音階に執着していたと思う。
  • フォルテで脱力する。もう十分すぎるほど音量は出ている。全部フォルテだとうるさいし旋律が浮いてこないので、旋律以外の音は肘を柔らかく使って力を逃がすこと。脱力とは動かすこと。打鍵後も力が入りっぱなしでガチッと固まって動かないのが最悪で、こういうときは意識的に手首や肘をゆっくりまわすとかすると無駄な緊張が取れますよ。
  • 左右の手の旋律の受け渡しを意識して。受け渡しを終えた側の音量は即座に抑えないと、旋律を邪魔してしまう。
  • 長いし、難しいし、いくらでも追求できる曲なので、完成イメージを持って練習してね。