本格的に練習中です。難曲というわけではないのでツェルニー40番程度の人でも十分に手が届くのですが、あちこち地味に弾きにくかったりするのがブラームスらしいと思います。以下に演奏上のポイントとかをまとめてみます。
- 速い三連符の絡むフレーズはミスタッチしやすい上にリズムや拍子を崩す要因になりやすく、かなり危険。これを弾くときは、確実に鍵盤を目視して絶対にミスしない気概をもって望む(笑)。
- 使用される音域が非常に広く、刻々と移り変わるので、次にどのあたりのポジションへ移動するのかきちんと把握して弾く。ピアノの最低音に近い音が出てくるときなどは、あらかじめ左側へ体重移動して準備しないとよい響きの音色にならない。
演奏技巧的には上記2点以外はあまり問題がないのですが、連続オクターブや大きなアルペジョが多いこともあって、手が小さい人だと全体的な難易度がアップしそうです。次に音楽的なポイントをまとめてみます。