メモ:最近すごかったCD

音楽図鑑Classic用にいろいろ聴き比べをしているのですが、すごいのがあったのでご紹介。

ショパンのチェロ・ソナタなのですが、いずれもクラクラするほど魅力的な演奏です。モルクはこれがこの曲の決定盤といってもよいだろうというほどの物凄さです。ノクターンとかの小品をチェロ+ピアノにアレンジして弾いているのも収録してるんだけど、アンコール・ピースというにはあまりにも深すぎる演奏にびっくり。若い頃はそんなに上手い人だとは思わなかったのですが、見事に化けました。バールタはモルクほどクラクラこなくて、節度がある感じ。でもすごくうまい。特にピアノはモルクの相手よりいいかもしれない。今年はCDは不作だと思っていたのですが、よもやショパンのチェロ・ソナタのようなマイナーな曲でこんなに素晴らしい演奏に出会うとは思わなかったので、嬉しい誤算でした。