ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破が傑作だったの巻

はじめに

ネタバレがいやな人は読まないでください。

総括

とにかく力強い。力強くポジティブなメッセージが全編から伝わってきます。そしてどこか暖かい。特に、オトナの皆さんが卑怯じゃなくて、精いっぱい頑張っているのが感動的です。単純にキャラ萌え(&燃え)で観ることもできます。

以下、感想をランダムに。
  • 今回も戦闘シーンだらけなのですが、その合間の日常生活シーンがいちいち秀逸で心が暖かくなる。この映画で「心が暖かに」なんて感想を書く日が来るとは誰も予想しないでしょう。
  • 「序」で厚かましいカンジだったミサトさんは、相変わらず厚かましいイメージでスタートするのですが、徐々に変貌するのがいいです。
  • 加持さんもたまらない。旧作でも良い感じでしたが、今回ものすごく魅力的な大人キャラになりました。
  • っていうかゲンドウさんすら歩み寄るなんて!(そのかわり冬月先生がちょっと怖い)
  • レイもアスカもマリもみんな可愛くてたまらない。なにこのいとおしさ。
  • 「人生って悪くないよ!世界って素晴らしいよ!」と、加持→シンジ、ミサト→アスカ、と2回繰り返すのは力強くて、すごくいいです。
  • THANATOSの涙腺破壊力は異常。「今回はタナトス流れないだろうな」と思っていたので、始まった瞬間に号泣してしまった。やべ、こんなところで泣いてるの自分だけだろ、と思ったら両隣を含めあちこちで一斉に号泣。この曲で泣くのは旧作を知ってる人ですよね。
  • 「私が死んでも代わりはいるもの」「代わりなんていないっ!」綾波の代名詞ともいえるセリフを即座に全力で否定するシンジ君にも号泣。みんな10年前にこれが聞きたかったんだよ!よく言ったシンジ!!
  • 終盤の「このままEOEにもつれ込んじゃうの?」という不安感を抱かせる演出がたまんねえ。
  • そしてラスト、「序」に引き続き美味しいところを一人でかっさらうカヲル君(笑)。
  • テーマは「愛」でいいですよね。
  • 次回は、レイ、アスカ、カヲルによるシンジ君争奪戦になりそうです。
懺悔
  • 今日1日で3回も観てしまいました。