悲愴第二楽章終了の巻

というわけでピアノレッスンですが、本日は悲愴の第二楽章が終了。今週は東京に行ったりしてあまり練習できなかったのですが、思うところあって演奏解釈をだいぶ変えて、テンポをぐっと遅くして、テーマが繰り返し出てくるたびに少しずつドラマティックに盛り上げる構成にしてみました。最後にテーマを歌う時にはかなり盛大に朗々とやっちゃいます。ペダルの使い分けも戦略的にやって、濃厚にレガートにするところと、ペダルを上げて短いアーティキュレーションを強調するところのメリハリもいい感じにできたので、自分的には満足。先生も「なるほどね〜。その遅いテンポで歌えるのね〜。」とほめてくれましたが、要はアタシはオペラのアリアを歌ってる気持ちなので、遅いテンポの方が繊細な表現がしやすいし伝わりやすいのです。サクサク弾いてしまってはもったいない。
その後、第三楽章も見てもらったのですが、まだ譜読みが甘いこともあってチョコチョコ間違いがあるものの、ポリフォニックな表現など言われなくてもできているなど、演奏解釈上は問題なさそう。4月中に仕上げて月光ソナタへ移行する予定です。