月光ソナタ:終楽章仕上げ中の巻

イマイチだった左手のアルベルティ・バスは割とよくなってきたのですが(私は意外と左手が強い模様)、右手の速いアルペジョは相変わらずグランドピアノで弾くとタッチの不ぞろいさやタイミングの不正確さなど、精度の低さが目立ってしまい困ってます。ここのところずっと地道なリズム変奏を続けているので少しずつ改善はしているものの、すでに電子ピアノで練習してもダメだよね、という領域に突入しているので半ばあきらめの境地です。電子ピアノだとすべての音が綺麗に鳴ってしまうので、タッチが揃ってるのか不ぞろいなのかよくわかりません。
あと最近の進歩事項として、理由はよくわからないのですが、トリルが異様に速く入るようになった、というのが上げられます。たぶん、指を上げずに鍵盤が半戻り状態にしたまま次の打鍵に入る奏法が身についたためと思うのですが、特に意識して練習したわけでもなかったので不思議です。月光は終楽章で速いトリルが数箇所要求されるんですが、プレストできっちりトリルが入るのは気持ちいいです。