ツィメルマンのバツェヴィチ作品集の巻

もう発売されないのではないかと危惧されていたのですが、ようやく世の中に出てくれました。現代音楽というより新古典主義っぽい雰囲気で、ソナタ形式とか、スケルツォ三部形式とか、構成的にはわかりやすいです。でも全体としてはチンプンカンプン(笑)。なにかすごいことを表現しているのは伝わってきますが、それが何なのかさっぱりわかりません(@_@)。ピアノ五重奏第1番が最も聴きやすいのですが、たぶん内容的には2番の方が上だと思います。1番はなんとか理解できます。しかし2番はどうにも理解不能です。前衛すぎて。当時ものすごく評価されたようですが。微妙に拍子がわかんないところがあったりするので楽譜を見たいと思って調べたのですが、なんと国内で入手できることが判明。しかしこんな前衛的な曲を演奏する人がいるんでしょうか?(汗)。なおツィメルマンの演奏はいつもどおりアホみたいに精緻です。ちょっと荒い弦楽器の人たちと差が付きすぎのように思います。