お役所の仕事がヌルすぎてうらやましいの巻

身障者手帳のこととか引越しとかいろいろお役所に行く機会があったんですけど、真顔で「バカですか?」といいたくなる事態が多発。原因は住民基本台帳がまともに機能してないため。なぜ?
住所変更する手続きは転出元と転出先の役所でほとんど同じことを手で記入ってバカか!こんなの最初からデータベース化してプログラムを用意して「転出⇒転入処理」を実行するだけだろうが。それができるのが住民基本台帳じゃなかったの?まだできてないの?何年かかってるの?やる気あるの?なぜできないの?
身障者登録で住所変更と同じことをまた記入させる!「監督部署が違うので」みたいな言い訳は許さん。どっちも税金で動いてるのだ。
さらに身障者登録した情報が勝手に最寄の福祉事務所に伝えられて、ある日突然電話がかかってくる!なんで福祉事務所に転送する必要があるのかわからない。区役所で一括してやればいい話。無駄な業務のために無駄な人件費を使っている。
結論から言うと、IT屋は地方自治体にもっと営業して業務のIT化を勝手に進めればいいと思う。奴ら金銭感覚が死んでるから、高額吹っかけても大丈夫。ちょっと話を聞いただけでも頭痛がするくらいムダだらけだから、仕事のネタはいくらでもある。法制度が変わったらシステム変更でまた儲かるしいいことずくめ(笑)。
とりあえず、紙帳票はサイズを統一すべきなの。A4に統一しなさいって指針が出たの10年以上前じゃなかったっけ。いろんなサイズの紙を使いまくって、専用様式に印刷して、ムダしまくり。こいつらペーパーレスって知らないだろ。全部最初からパソコン入力にすればいいんだよ。入力できない障害者や、おじいちゃんおばあちゃんにはヘルパーがつけばいい。銀行のATM方式。これでパソコン納入業者も喜ぶし、役所は経費が減って業務はスピードアップするし、いいことずくめ。
なのに誰もやろうとしない。やろうという気概すらない。
役人は変化を嫌うって話は本当だと思った。身障者関係の手続きなんか、たぶん最初に法律ができたときから何も変わっていないのだろう。それでいいと思える人ばかりというのが本当に不思議。世の中は変わり、考え方も変わり、仕事の進め方も変わる。諸行無常。なのに役所だけは諸行有常みたいだ。これが省庁規模になっても同じで、公務員宿舎の問題なんか「やめる」って決めたら即やめるんだよ!今すぐ!なう!これが民間の常識なの。いろいろ言い訳してましたが(遠地転勤が多いだの、異動の内示が遅いだの)、言い訳する前に業務改善すべきでしょう。遠地転勤や突然の内示は民間でも同じ。でもみんなそれでやってる。役人だけできないなんて言い訳はもはや通用しないの!お役所はぬるま湯すぎてうらやましくなる。
こういうことをつらつら考えると、享保の改革をやった徳川吉宗は偉いと思う。日本で最高と思われる大改革はこれ。自分もいろいろな業務改善に参加してきましたが、トップダウンでないとプロジェクトはなかなかうまくいかないっすよ〜。