シューベルト:ピアノソナタ19番D.958予習中の巻

明日の演奏会に向けてピアノソナタ19番を予習中です。20番と21番は実際に弾いたりして曲の構造が頭に格納されているのですが、19番はちょこっとしか聴いてなくて記憶に残ってないので。きょうは朝7時くらいから2回きいたのですがよくわからなくて、結局は楽譜をひっぱり出してきて読みながら聴いてようやく理解できました。1度楽譜を見ながら聴いた後だと、楽譜なしでもすごく見通しがよいのです。予習CDはもちろん内田光子さんですが、う〜ん、ソステヌート使いまくりですね。だらだら聴いてるだけでは見逃してしまうようなポイントで上手にソステヌートを使って、演奏効果を高めています。第二楽章などで、片手でスタカートしながら一方の手でレガートなメロディを奏でる時にソステヌートを踏んで旋律の響きを補強しています。あと終楽章の最初のテーマがブルグミュラー25練習曲みたいで笑いました。この部分は初心者でも弾けるはず。その後はシューベルトらしい、譜面づらは簡単だけど実は弾きにくいパッセージが続くのです(汗)。技術的な難易度は10段階の8くらいで、ベートーヴェンの月光と同じくらいだと思います。しかし地獄のように(もしくは天国のように)長いので、集中力を切らさず弾ききるのは至難です。特に、第二楽章は弾きながら寝そう。もちろん明日の演奏会では寝るなんてことはありえないのです。
それで、ちょっと身体に不具合が生じてしまって(単におできがつぶれただけw)、不安材料を解消しておきたいので明日は仕事を休んで病院に行くことにしました。会社では私は病弱キャラの座を獲得しているので、休みを取りやすいはずでございます。おできごときで休んですまぬ。体調そのものは先週からまたちょっと回復してるのに(笑)。でもサントリーホールに6時に到着するには、いろいろ工夫が必要なの。長丁場だから、その前に軽食も取りたいの。すまぬ。許して。