ラヴェルとワーグナーの巻

ドビュッシーワーグナーに心酔してバイロイトまで行っちゃったことは有名です。ではラヴェルはどうだったんだろう?嫌いだよな、絶対に嫌悪するはず、と思ってちょっと調べたら、やっぱりワーグナーが大嫌いだったようです。いよいよラヴェルの好みまで理解できるようになってしまいました(笑)。なんかもう、ラヴェルに関しては「そうじゃないかな?」と推測して調べたことが100%的中するので、いちいち調査するのがばからしくなってきました。
それはともかく「崖の上のポニョ」ですよ。この映画の音楽は、ワーグナーラヴェルの嵐です。この二人が21世紀になって融合されてしまうとは。ラヴェルの「ダフニスとクロエ」が低音で延々鳴ってるのよね。そんでもってワーグナーもぎゃんぎゃん鳴る。ワーグナーだけにしておけばよかったのに。相反する要素の対立を描きたかったのかなあ。